まちがいさがし「トッケビの仕返し」
こんばんは~
イラストレーターのmiryonです★
朝鮮新報社が発行している
月刊이어(イオ)という雑誌の
5月号まちがいさがしイラストを
描かせて頂きました
テーマは『朝鮮の民話』で
5月号のお話は「トッケビの仕返し」
「ハラボジはどうしてお金持ちなの?」
孫たちに訪ねられ、
「それはな、」とハラボジ(お爺さん)は
話し始める。
ハラボジがまだ若かった頃のある夜、
トッケビ(おばけ)が訪ねてきて
「酒が飲みたいけど金がない。
明日きっと返すから貸して欲しい。」と
言ってきた。
トッケビに恨まれたくないハラボジは
お金を貸してあげた。
次の日の夜、トッケビは
本当にお金を返しにきた。
不思議な事もあるものだ、と
ハラボジはそのお金を使わずに
とっておくことにした。
するとその次の日、また次の日も
トッケビはお金を返しにきた。
どうやらトッケビは
「明日返す」という約束に
囚われてしまったらしく、
今の今までずっとお金を
「返し」続けているという。。。
こう孫たちに話しているのを
偶然トッケビに聞かれてしまった。
自分のまちがいを恥ずかしく思いながらも
それを教えてくれなかったハラボジに
トッケビは「仕返ししてやる!」と
誓うのであった。
ある日、ハラボジは大事な畑に
石が入り込んでいるのを見つけ、
すぐに畑の外に放り投げた。
それを見たトッケビは
「石が畑にあるとハラボジは困る」と思い
一晩でたくさんの石を運び込んだ。
次の朝、血相をかかえる皆の衆を尻目に
ハラボジはすぐにトッケビの仕業とわかる。
そこでハラボジはわざと大きな声で
「あ~よかった!
石の代わりに牛の糞でも積まれたら
大変なことになっとったわ!
あ~ほんとによかった!」
と叫んだ。
それを聞いたトッケビはまたハラボジを
喜ばせてしまったと悔しがる。
そしてその夜、トッケビは
たくさんの牛の糞を運び込み、
「ざまあみろ!」と
機嫌良く帰って行った。
次の朝、
「これで今年もきっと豊作じゃな」
ハラボジが喜んだのは言うまでもない。
…というお話です。
雑誌を購買されている方は
ぜひチェックしてプレゼント応募
してくださいね~

イラストレーターのmiryonです★
朝鮮新報社が発行している
月刊이어(イオ)という雑誌の
5月号まちがいさがしイラストを
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5月号のお話は「トッケビの仕返し」

「ハラボジはどうしてお金持ちなの?」
孫たちに訪ねられ、
「それはな、」とハラボジ(お爺さん)は
話し始める。
ハラボジがまだ若かった頃のある夜、
トッケビ(おばけ)が訪ねてきて
「酒が飲みたいけど金がない。
明日きっと返すから貸して欲しい。」と
言ってきた。
トッケビに恨まれたくないハラボジは
お金を貸してあげた。
次の日の夜、トッケビは
本当にお金を返しにきた。
不思議な事もあるものだ、と
ハラボジはそのお金を使わずに
とっておくことにした。
するとその次の日、また次の日も
トッケビはお金を返しにきた。
どうやらトッケビは
「明日返す」という約束に
囚われてしまったらしく、
今の今までずっとお金を
「返し」続けているという。。。
こう孫たちに話しているのを
偶然トッケビに聞かれてしまった。
自分のまちがいを恥ずかしく思いながらも
それを教えてくれなかったハラボジに
トッケビは「仕返ししてやる!」と
誓うのであった。
ある日、ハラボジは大事な畑に
石が入り込んでいるのを見つけ、
すぐに畑の外に放り投げた。
それを見たトッケビは
「石が畑にあるとハラボジは困る」と思い
一晩でたくさんの石を運び込んだ。
次の朝、血相をかかえる皆の衆を尻目に
ハラボジはすぐにトッケビの仕業とわかる。
そこでハラボジはわざと大きな声で
「あ~よかった!
石の代わりに牛の糞でも積まれたら
大変なことになっとったわ!
あ~ほんとによかった!」
と叫んだ。
それを聞いたトッケビはまたハラボジを
喜ばせてしまったと悔しがる。
そしてその夜、トッケビは
たくさんの牛の糞を運び込み、
「ざまあみろ!」と
機嫌良く帰って行った。
次の朝、
「これで今年もきっと豊作じゃな」
ハラボジが喜んだのは言うまでもない。
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