2023年のゴールデンウィークも終わってしまいました。皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
私は、福島市の磐梯吾妻スカイラインへドライブに行ってきました。
硫化水素の匂いが漂う、荒涼とした地形が広がっています。
今回初めて訪れましたが、福島県内でこんなにダイナミックな景色を見ることができたのかと驚きました。
吾妻小富士の火口を徒歩で一周。良い運動になりました。
さて本題はここからです。昨日、予約していた鉄コレを受け取ってきました。
仙台市地下鉄南北線の1000N系です。ついに完成品モデルとして発売されました。
発売日は4月28日でしたが、この記事を書いている5月8日時点で既に品薄状態で、人気の高さがうかがえます。
モデル化されたのはトップナンバーの1101編成です。
登場から37年近く経ちますが、古さを感じないデザインです。
先頭部をアップで。
前面非常扉のヒンジや、幅の広い連結器胴受けなどが細かく再現されています。行先は富沢が印刷済み。
前方に突き出した運転台、ブレーキディスクが目立つ台車、丸いドア窓など、オリジナリティにあふれたディテールが詰まっています。
側面の車番や行先表示はカスレ等なく綺麗に印刷されていますね。
黄緑の帯は少々ムラが目立ちます。
先頭車の妻面には貫通扉が後付けされたため、戸袋が張り出しています。
中間車の妻面はキノコ型貫通路が特徴的です。
パンタ周りのディテール。
避雷器は屋根と一体成型でかなり貧弱なので、サードパーティーのパーツで別体化したほうがよさそうですね。
クーラーは、他の車両では見られないような角張った形状をしています。
1000系から1000N系への更新時にベンチレーターが撤去され、円盤状の蓋でふさがれました。
アンテナ、動力台車枠、行先表示ステッカーが付属します。
ベガルタ仙台のステッカーは付属していませんが、世田谷総合車輌センターがベガルタ仙台とスポンサー契約を締結したらしいので、インレタを発売するのでは?と期待しています。
1000N系は大好きな車両なので製品化されて嬉しいのですが、品質については残念な部分も。
1100形の前面帯の太さが一定でなく、帯が斜めになっています。これのせいでかなりテンション下がりました。
量産バラツキの範囲内なのでしょうが、ハズレの個体を引いてしまったようです。
側面帯の間隔も広かったり狭かったりと、仕上がりが安定していません。
以上、鉄コレ仙台市交通局1000N系のレビューでした。
車体のモールドはシャープなのに、帯の印刷の品質が悪く印象を損ねています。これで定価8800円は高すぎではないでしょうか。
鉄コレだからある程度は仕方ないとは思いつつも、価格に見合った品質のものを提供していただきたいものです。