先月、相鉄新7000系の鉄コレの再塗装&ディテールアップが完了しました。この勢いで、相鉄9000系の鉄コレ(2019年に中古で購入)についても同様の加工を開始しました。
実車と似ていない車体色をIPAで剥離しました。
剥がれ落ちた塗装。
新7000系は2両セット×8箱で編成を組みましたが、9000系は3両セット×4箱で編成を組みます。
3両セットの中身はクハ9500、モハ9100、モハ9200で、製品に存在しないサハ9600はモハを改造して作ります。
上の写真はモハの妻面。ステップと配管のモールドがあります。サハはこのモールドを削ります。
モハ9100とモハ9200の各1両の妻面モールドを削り、サハを2両作りました。
モハ9100からサハを作る場合は貫通扉もくり抜きます。
前面にも手を加えました。
前面非常扉ははっきりとしたモールドが無く、ドア部分が少し凹んでいるだけでした。これだとスミ入れができないので、スジ彫りしました。右がスジ彫り後です。
ボディの加工はこれで完了。次回から塗装作業に入ります。
さて、相鉄9000系はマイクロエースからも発売されているので、わざわざ鉄コレを改造して作るからにはマイクロエース製品と差別化を図ろうと思います。
そこで、プロトタイプにする編成はトップナンバー車の9701編成に選定しました。
行先表示が幕だったり、ドアが無塗装ステンレスだったりと、マイクロエースが製品化したものとは異なる形態です。
新7000系では青帯の調色がなかなかうまくいかず何度も塗り直す羽目になりましたが、この時調色した塗料は瓶に入れて保存してあるので、今回はそれを塗るだけです。改めて調色作業をする必要はありません。また、新7000系と異なりスカートを装着しているので、ジャンパ栓やエアーホース等の細かな床下パーツを取り付ける必要もありません。
したがって、新7000系の時と比較してスピーディーに作業が進むのではないかと考えています。