今回も相鉄の帯色について。

前回テストしたアイスコバルトブルー、コバルトブルー(2)、風蒼、MSライトブルーはいずれも自分のイメージと違う仕上がりになってしまったので、マイクロエースの8000系に合わせた色を調色して作ることにしました。

マイクロエースの相鉄新塗装の青帯はクレオスのスージーブルーと色の系統が似ているように感じたので、スージーブルーをベースに調色することにしました。

 

前回塗装テストに使用した新7000系を再び塗装剥離して、再度塗装テストを行いました。スージーブルーとスカイブルーはクレオス、青22号はGMです。スージーブルー+青22号が最もマイクロエースに近い色調になったので、青帯の調色レシピはこれに決定。

 

グレーは前回と同じくライトグレーFS36495です。マイクロエースのグレーは青味を帯びた寒色系のグレーであるのに対し、ライトグレーFS36495自体は特に青味は無くニュートラルな色調です。しかし帯色のブルーの上から塗り重ねることで適度に下地が透け、結果的にマイクロエースに近い寒色系のグレーに仕上がります。

 

青帯同士を近づけて比較。かなり似た色が作れたと思います。

 

車体裾部のオレンジ帯はマスキングして塗り分けるのが大変そうなので、ハイキューパーツのクリアデカールに塗装して貼り付けました。クレオスのオレンジと黄橙色、GMの黄かん色をほぼ同量ずつ混ぜ、マイクロエースに近い色を作りました。

 

マイクロエースと並べても違和感がないので、オレンジ帯の調色レシピもこれに決定。

 

青、ライトグレー、オレンジ全て使用する色が決まったので塗装テストは終了。次回から本番の作業に移行します。