屋根を塗装しました。加工した屋根はクハE231とモハE231の計3両だけですが、編成全体で質感を統一するために10両分全て塗装しました。塗料は鉄道カラーのねずみ色1号とダークグレーを3:2の割合で混合したものです。

 

屋根の塗装後、屋上機器の取り付けを行いました。

 

種車はTOMIXですが、KATOの209系、E231系と並べて違和感がないようにするため、列車無線アンテナと信号炎管はKATOのものを取り付けました。列車無線アンテナはそのまま挿し込むことができますが、取り付け足が長くボディ側と干渉してしまうため、屋根裏から飛び出た取り付け足をカットしました。信号炎管は、屋根側の取り付け穴が裏まで貫通しておらず途中で行き止まりになっており、取り付け足に対して穴の深さが足りないため、φ0.6のピンバイスで穴を貫通させてから取り付けました。しかしそのままでは緩いので、裏から瞬間接着剤を流し込んで固定しました。

 

クーラーはTOMIXのものを使用しましたが、元の塗装の上からガイアカラーのステンレスシルバーを上塗りし、輝きが増すようにしました。

 

モハE231-901とサハE230-901はクーラーキセの両サイド部分もステンレスシルバーで塗装し、それぞれAU725AG3、AU726AG3を再現しました。

 

屋根配管はタミヤエナメル塗料のスカイグレイとフラットブラックで塗分け、配管止めはクロームシルバーで塗装しました。同時に妻面の配管もスカイグレイで塗装しました。

パンタグラフはプライマー処理後にねずみ色1号で塗装し、碍子をクレオスのクールホワイト、擦り板をタミヤアクリル塗料のダークコッパーで塗装しました。

 

避雷器は、前回の記事では台座設けた取付穴に挿し込む構造でしたが、取付穴の隅から亀裂が入り台座が割れてしまいました。そこで、穴を開けていない板に交換し、避雷器の取り付け足を切り取ってゴム系接着剤で固定しました。

 

ラジオアンテナはE231系用のグレーのものを使用しました。

 

屋根上の作業はこれで終了です。次は床下機器の加工に入りたいと思います。