前回の投稿から時間が経ってしまったので、E231系900番台の作業内容をおさらいします。
最初、帯色としてクレオスのMSイエローをそのまま塗装しましたが、自然光を当てたときにKATOのE231系・209系500番台の帯色と比較して赤みが足りないように見えました。その後、MSイエローとガイアカラーの純色イエローを1:1の割合で混合するとKATOに近い色が作れることが分かったため、再びIPAで塗装剥離して再塗装することにしました。
塗装剥離後、下地にクールホワイトを塗装しました。
MSイエローが残り少なかったので模型店に買いに行き、そのついでに近くのポポンデッタに立ち寄ったところ、TOMIXのE231系0番台の先頭車がジャンク品で売られていたので買ってきました。
E231系900番台は209系500番台ベースで製作していますが、乗務員扉はE231系0番台と同一のため元の扉をくり抜いてプラ材で自作したものを取り付けていました。しかしE231系0番台のジャンク品が手に入ったので乗務員扉を移植することにしました。
また、床下機器も一部加工して900番台に流用できます。
まず、ジャンク車体から乗務員扉周囲をニッパーで切り出します。
乗務員扉を切り出し、ペイントリムーバーでエメラルドグリーンの塗装を剥離します。
扉を切り出す際はいきなりぴったりの寸法に切り出そうとしても失敗するので、少しずつカッターで周囲の不要な部分をそぎ落とし、最後はプラ板に貼り付けたサンドペーパーで切断面を綺麗に整えます。
製作中の900番台のボディから自作の乗務員扉を除去します。
デザインナイフで手すりのモールドをカットし、断面をサンドペーパーで仕上げます。
0番台から切り出した扉をクールホワイトで塗装し、900番台のボディにはめ込み、裏からアロンアルファで固定します。
当然ですが、プラ材で自作したものと比べてはるかに精密な仕上がりになりました。
MSイエローと純色イエローを混色し、塗装しました。MSイエローをそのまま塗った時よりKATOに近い色合いに仕上がったと思います。
これからマスキングをしてシルバーを塗り分けていきます。