現在製作中のE231系900番台ですが、MSイエローを帯色として塗装したところ、11月10日の記事で紹介したようにKATOのE231系と違う色合いになってしまいました。
そこで、もっとKATOに近い色が出せるか確認するため、ジャンク品の車両を用いて塗装試験を行いました。妻面を提供したモハE231を使用しました。
4種類のイエローを塗ってみました。右から順に
ガイアカラー 005 サンシャインイエロー
クレオス 113 RLM04イエロー
タミヤ TS-47 クロームイエロー
クレオス ガンダムカラー UG03 MSイエロー+ガイアカラー 035 純色イエロー(ほぼ1:1の割合で混合)
です。
全身イエローの状態とシルバーを塗った状態とでは印象が変わるため、帯をマスキングしてステンレスシルバーを塗った後、KATOのE231系と比較します。
蛍光灯または自然光を当てた状態で比較してみました。肉眼で見るのと写真で見るのとでは色合いが違ってみるため、写真はあくまでも参考程度と思ってください。
サンシャインイエロー…明るすぎる。KATOよりTOMIXの帯色に近い。
RLM04イエロー…蛍光灯の下ではKATOに近い色に見えるが、自然光を当てると赤みが足りない。
クロームイエロー…彩度が低めで、KATOと並べると色褪せたような印象を受ける。
MSイエロー+純色イエロー…蛍光灯、自然光ともにKATOの色にかなり近い。
というわけで、MSイエローと純色イエローを混合することで、KATOにかなり近いイエローを作れることが分かりました。
MSイエローに塗ってしまった車体は再びIPAで塗装剥離し、再塗装することにします。