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2月に入線したTOMIXの東京臨海高速鉄道70-000形。この製品は現行仕様を再現しているのでATACSアンテナを装備していますが、これを撤去してアンテナ取り付け前の状態にすることにしました。

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アンテナ取付穴にランナー引き伸ばし線を差し込みます。

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不要部分をカットし、流し込み接着剤で固定します。

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デザインナイフとサンドペーパーを使用して穴埋め部を成形します。

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加工部を中心にサーフェーサーを吹き、それから全体をグレーで再塗装。クレオスのニュートラルグレーとGMのねずみ色1号を約3:1の割合で混合し、もともとの塗色に近い色を作りました。編成全体で質感をそろえるため、中間車の屋根も再塗装しました。

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アンテナ取り付け前のオリジナルの姿になりました。光の当たり方によっては加工部が分かってしまいますが、パッと見には目立たないレベルに仕上げることはできたと思います。

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次はダル仕上げの再現です。70-000形は吹寄板とドア、乗務員扉周囲がダル仕上げとなっていますが、本製品では全体がギラギラのシルバーで塗装されているので、つや消しクリアーを吹いてダル仕上げを再現します。

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最初に、吹寄板と乗務員扉周囲につや消しクリアーを吹きます。

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腰板と吹寄板の間のリブはつや消しを吹きますが、幕板と吹寄板の間のリブはつや消しを吹かないので、マスキングテープを貼る位置に注意します。

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次に、ドアにつや消しクリアーを吹きます。ドアのスミ入れはつや消し塗装前に済ませておいた方がいいです。つや消し塗装の表面はザラザラしているので、その上からスミ入れすると塗料が染み込んで汚くなるからです。

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マスキングを剥がした状態です。ステンレスの質感の違いを再現することが出来ました。早速次の工程に…と行きたいところですが、問題発生。

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ドア枠の塗装が剥がれている個所がありました。マスキングテープに持っていかれたのか? 3年前にE233系2000番台のダル仕上げをやったときはこんな風にはならなかったんだけどな~

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ドア枠をガイアカラーのダークステンレスシルバーで塗装しました(筆塗り)。編成全体で質感をそろえるため、すべてのドア枠を塗装しました。同時に窓枠もダークステンレスシルバーで塗装しました。

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ステンレスの質感の違いを再現すると重厚感が出てリアルになりますね~ クーラーとドアコックのスミ入れもしました。これからインレタやステッカーの貼り付けも進めていきます。