動力ユニットは走行安定性向上のため、駆動台車だけでなく付随の連接台車からも集電できるように改造しました。
美軌模型店の集電板(軸距13.5mm)を使用します。台車枠からはみ出す両端部分をカットします。
台車枠にセットし、KATOの中空軸車輪を装着します。ここまでは通常の台車の集電化加工と同じです。
床板と接続するためのジョイントパーツに、美軌模型店の補助集電板を貼り付け、先端を「へ」の字型に曲げます。
台車枠にジョイントパーツをネジ止めすると、集電スプリングが補助集電板に接触します。右は集電非対応の連接台車。
動力ユニット底面には、美軌模型店の集電シューを貼り付けます。
銅線を車内に回してアルミテープで通電板と接続。モーターに給電します。
台車に床板を差し込むと集電板が接触し、モーターまで通電します。
動力ユニットのウエイトだけでは軽いので、モーターカバーに第一精工の板オモリを追加しました。モーターカバーは両面テープとネジで動力ユニットに取り付け。銅線と板オモリが触れるとショートする恐れがあるので、絶縁のためプラペーパーを挟みました。
動力車は2両合わせて4台車集電・2台車駆動となりました。すべての台車を集電化すれば新幹線の通電カプラーみたいになりますが、さすがにそこまでやらなくてもよいでしょう。
動力台車の台車枠はTOMIXのTR255Aの側面のみ切り出しゴム系ボンドで接着しました。