10日前の記事で、E331系の塗装割れについて書きました。補修作業が完了したので報告します。

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ひび割れが発生した部分の上からステンレスシルバー、つや消しクリアーを塗り重ねました。場所によっては、塗装前にひび割れ部分にペーパー掛けを行いました。気になるひび割れがあるのは5両と書いていましたが、マスキングと一緒に塗装が剥がれた部分の修正も同時に行ったので、8両あります。インレタの上から塗り重ねた部分は転写しなおしました。

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面倒な窓枠塗装ももう一度。マスキングをしてダークステンレスシルバーを吹きます。マスキングを剥がしてから、ドア枠の塗装割れを筆塗りで隠しました。

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行先表示下の幕板が、再塗装を行った部分です。つや消し仕上げの上からシルバーを再塗装、再びつや消しコートしたので、他の部分と比べると少しざらついた感じになりましたが、まあ許容範囲かなと思います。ほかの部分もすべて再塗装して質感・色味を統一するという考えも頭をよぎりましたが、そうなるとインレタの貼り付けや窓枠塗装もすべてやり直しになります。余計な手間を加えて「やっぱりやらないほうがよかった」という残念な結果になるともっと嫌なので、部分的な修正にとどめておきました。

ひび割れのほかに、別の問題が発生してしまいました…

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いつのまにか14号車クハE331-1の顔の、パテ盛り部分が欠けていました。塗装前にパテが欠けて修正することはありましたが、仕上げの段階に来てここまで盛大に欠けるとショックですね。

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再びパテ盛り、整形作業からやり直しです。

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それから筆でのタッチアップやらエアブラシ塗装やらを行い、何とか修正しました。

想定よりだいぶ遅れましたが、車体の基本的な塗装作業は終わりました。これから、屋上機器や側窓の取り付けに進みます。これ以上トラブルが起こらないことを願って。