自作E331系は窓枠を立体化していないので、塗り分けのみで再現することにしました。そのため、すべての窓をマスキングする必要があります。

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およそ1cm×1cmにマスキングテープをカットし、それぞれにΦ2.5モデラーズポンチで穴を開けます。

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4分割します。

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窓の四隅からわずかな隙間をあけて貼り付けます。

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上下左右の辺をマスキングします。窓枠の太さは目分量です。大体このくらいかな~という感じで貼っていきます。

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1週間かけて14両マスキングしました。

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ガイアカラーのダークステンレスシルバーを塗装します。

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マスキングを剥がした状態。時間をかけてマスキングした割には全然目立たないですね。一応、窓周りが少し暗い色になっているのは分かりますが、やっぱり立体化したほうがよかったかな。
サフを吹いて塗膜を厚くするという手はありますが、マスキングテープを貼り重ねたところで段差ができたり、吹込みが発生したりする恐れがあります。

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窓枠とは関係ない部分ですが、塗装がひび割れているものがありました! ドア枠から吹寄せ板にかけて顕著で、14両中5両は見過ごせないレベルのひび割れが入っていました。中でも写真の14号車は一番ひどいです(よりによって一番目立つ先頭車)。マスキング作業中に発生したのでしょう。見る角度によっては目立たないですが、わざと目立つような光の当て方で撮影しています。
こうなると、上から再塗装して隠すしかないですね。どうせ再塗装するならいっそ窓枠も立体化しようかなと考えたり… 仮に窓枠を立体化するとなると、全車両の吹寄せ板を再塗装することになり、マスキングに費やした1週間は無駄となります。