今日は、イズムワークス・直売所(https://ism-works.shop-pro.jp/)という通販サイトで販売されているキットを使い、鉄コレ207系900番台をライト点灯化してみました。

今日の記事の写真は、スマホ不調のため一眼レフカメラで撮影しました。(過去に撮影した一部を除く)

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縦長の箱に先頭車2両分入っています。

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説明書の指示に従い、もともとのライトレンズと差し替えるようにライトユニットを装着します。同封のアルミテープを窓ガラスに貼り付けて通電板とします。窓ガラスや床板の一部がライトユニットと干渉するのでカットする必要がありますが、カットする位置も説明書に書かれていて親切です。

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イズムワークスからは台車集電化パーツも販売されていますが1両分800円とやたら高価なので、もっと安価に済む美軌模型店の部品を使いました。車輪はKATOの中空軸車輪です。

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床板側にはライトユニットに付属のアルミテープを貼り付け。床板側面まで回り込ませます。

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ところで説明書の指示では、この写真のように窓ガラスパーツの下端にある床板固定用の突起をアルミテープで覆うように指示されています。しかし、テープの厚みのせいで床板をはめたときにボディが膨らんでしまいます。

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そこで、この部分のアルミテープを撤去してしまいました。ここにアルミテープがなくても、ガラスに貼ったテープと床板側面に回り込ませたテープが接触するので通電できます。

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先頭部カプラーはTNカプラーJC6321に交換して精密化を図ります。そのままだとライトユニットとぶつかるので一部をカットします。

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車体を組み立ててライトが光るか確認します。

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ちゃんと光りました。かっこいい! 導光パーツで光を伝えるのではなくライト部分に直接LEDが埋め込まれているのでとても明るく、明るさのむらもないです。この点灯化キットは先頭車2両分で3,300円と値段は張りますが、室内スペースをほとんど犠牲にすることなくライト点灯化を実現できるのでとてもおすすめです。

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ライト以外にも、気になる部分を修正しました。クーラーにはとても目立つバリが残っていたので

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バリを削り取ってクロームシルバーでタッチアップしました。スミ入れも行いました。

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乗務員扉のサッシの印刷がずれている箇所があったので

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ずれている印刷を除去しクロームシルバーで再塗装しました。

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台車も改造しました。実車ではクハ・サハはTR235、モハはDT50を履いていますが模型では全車両がDT50になっていたので、クハ・サハの台車枠の一部を切り落としてTR235風に仕立てました。クハでは銅色の集電板が横から見えるので黒く塗ると目立たなくなるかなと思います。
また、こちらのブログ→http://blog.hirara.net/tc-coupler-shorten1/を参考にアーノルドカプラーを加工し車間を短縮しました。

さて、これでめでたくライトが光るようになったわけですが、実はまだ動力ユニットを組み込んでいません。ヨドバシのオンラインショップで注文はしてありますが在庫がなくメーカー取り寄せとなっており、発送までにはしばらくかかりそうです。

ライト点灯化キットは東急3000系の分も購入してあるので、今度そちらの工作も行いたいです。