つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道は昨年、混雑緩和のためにTX-2000系の3、4号車が装備しているセミクロスシートをロングシートに改造する計画を発表しました(23編成中16編成に施工予定)。そして今日、その改造車に初めて乗車しました。

乗車したのはTX-2154編成です。

改造車の車内。一見、既存のロングシート車と区別がつきませんが、じっくり観察してみると既存車両との違いを見つけることができました。




これはセミクロスシート車の画像。ロングシート車と比べ、袖仕切りがドアに近いですね。
セミクロスシートの車両が減ってしまうのは少し寂しいですが、ある友人は「ボックス席に1人で座っているときに家族連れが乗ってきたりすると気まずいから、ロングシートのほうがいい」と言っていました。その気持ちもちょっと分かるなあ。TXの場合、ほとんどの区間が防音壁に囲まれた高架線かトンネルです。特にきれいな景色が見られるわけでもないので、通勤用途に特化した車両にするのもいいかもしれません。
2019年度には増備車が登場するそうなので、楽しみです。