室内の塗装と、床板と車体を合体するための加工を行いました。

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実車はこんな感じ。

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床面をMr.カラー336番のヘンプBS4800/10B21、ドア付近を鉄道カラーのねずみ色1号で塗装しました。シートモケットは自作ステッカー。布っぽい質感を出すために印刷後につや消しクリアーを吹きました。

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次に、車体に床板固定器具を取り付けます。まず、車端部の座席を接着します。

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車いす・ベビーカースペースは座席があったらおかしいので、1mmの角棒を接着します。

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そして、床面を接着。簡単に外れないように接着剤をたっぷり塗って接着します。

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車体と床板の双方に美軌模型店のネオジム磁石をエポキシ接着剤で貼り付け。この磁石は直径4.5mm、厚さ0.5mmと小型なので、Nゲージの小さな車体でも使いやすいです。美軌模型店のホームページでは機関車のヘッドマークとして使用した例が紹介されていました。
磁石を用いることで、ワンタッチで床板の脱着ができます。床板が車体に吸い込まれるようにして合体する感覚は気持ちいいです。ただし、磁石の極性を間違えると合体どころか跳ね返されてしまうので、接着時は注意が必要です。

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中間車は車体の両端に磁石を付ければいいですが、先頭車はライトを取り付けるために先頭部分のスペースを空けておく必要があります。そこで、ドア間のロングシートの一部を固定器具として利用しました。

ネジ止めする方法も考えましたが、なるべく簡単で場所を取らない方法を目指した結果、磁石という結論に達しました。ただしこれは軽量なT車に限ります。重量のある動力ユニットの場合は磁石の力では不安なので、ネジを使おうと思います。

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中央2か所のドア裏には、床板中央部を押してもへこまないようにストッパーを設けています。

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車高は市販の車両とほぼ同じ。レール上面から車体下部まで約6.5mmです。

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これでようやく線路を走れるようになりました!