車体の組み立てはほぼ完了したので、塗装作業に入ります。

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乗務員扉はドア本体と窓が透明プラ板での一体成型となっているので、塗装前に窓部分をマスキングしておきます。

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まず、エアブラシでサーフェイサーを塗装。サーフェイサーを塗ることで接着剤のはみ出し等が見やすくなるので、ペーパーで削って修正します。また、前面のパテで成形した部分は少し多めに吹いておきました。

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後でスミ入れするときに困らないように、ドアの合わせ目のモールドを深く掘りなおしておきます。
今回はカーモデルのようなツルツルな仕上がりを目指すわけではないので、サーフェイサーの表面を磨くことはせず、このまま次の塗装に入ります。

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車体色の発色が良くなるように、下地にMr.カラーGXのクールホワイトを塗装します。

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続いて、鉄道カラーの小田急アイボリーを塗装。店頭にビン入りのものが置かれていなかったのでスプレー缶を購入しましたが、強烈な勢いで塗料を噴射するスプレー缶で小さなNゲージをきれいに塗るのは大変なので、一度紙コップに噴射してから希釈し、エアブラシで塗装することにしました。1000N系の車体色は「エンゼルホワイト」と呼ばれているそうです。
そのあとマスキングをし、屋根をねずみ色1号、前面窓周りを青緑1号で塗装しました。屋根のグレー塗装と一緒に、改造途中のままとなっていたTOMIXのE501系の床下機器も塗装しておきました。これについては別の機会に記事に書きたいと思います。

うーん、青緑1号はちょっと濃すぎたかな…

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帯ステッカーも試作してみました。下の帯は青緑1号の塗料に合わせた色にしましたが、やっぱり濃すぎます。上の帯の色はこれでいいでしょう。寸法も合っていないので、色と寸法を修正して印刷しなおします。窓周りももう少し明るい色で塗りなおします。もう一回塗装するのは面倒ですが、ここで妥協すると後で後悔するので、満足するまで頑張ろうと思います。
色は光の当たり具合で違って見えるし、完成品のNゲージにおいても同じ車種なのにメーカーによって色が違ったりするので、個人の好みによる部分も大きいとは思います。