中間電動車1300形の組み立てに入ります。4両編成中最も単純な形状なので、簡単な車両から作ってコツをつかもうというわけです。初めてのNゲージのフルスクラッチですから。

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車体側面の裏側から、裏打ちを貼り付けていきます。ずれたり接着剤がはみ出したりしないよう慎重に。

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補強のため、窓下にもう一枚0.3mmのプラ板を貼り付けます。もっと太いプラ材を付けたほうが頑丈になるでしょうが、座席もある程度再現したいので、窓下にあまり大きな補強材を入れたくないのです。実際、0.3mmのプラ板でも3枚重ねれば1mmくらいの厚みになりますし、これでもそれなりの強度は出ているように思います。(触ってみると、KATOのE657系より硬いかもしれない)

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車体を折り曲げます。側面を定規でしっかり押さえつけて少しずつ曲げていきます。厚さ0.3mmとはいえ、プラ板を曲げるのには結構力が必要です。折り曲げた上から重い辞書を置いて押し付けたりもしました。

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屋根には丸みをつけておきます。車体を曲げているうちにところどころ裏打ちが剥がれてしまうので、流し込み接着剤で補修します。

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これは、車体上部に取り付ける骨組みでです。これで車体の両側面をがっちり固定し、折り曲げた車体が広がってしまうのを防ぎます。

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車体端部には1mmの角材を貼り付け、補強&妻面を接着するのりしろにします。

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そして、先ほど作った骨組みを入れます。形式名の他、完成後に連結方向を間違えないようにするための矢印を書き込んでいます。

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車体幅に合わせてプラ材を貼り付けた固定器具に差し込み、接着剤が固まるまで待ちます。だんだん電車の形に近づいてきたのを見て、ひとりでニヤニヤしてしまいました(笑)
次回は妻面の製作から始めたいと思います。