この物語は実際に起こった事件をもとに脚色、制作されていますが、登場する人物・団体名は架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません



夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街夜の街



まだ日の昇らない早朝にその事件は起きた。


『ガサっ』


普段なら気づかないほどの小さな物音で佳代子は目を覚ました。
窓の外を見ると遠くの山際が、うっすらと紫色に染まり始めている。

確かに物音がした気がした。だが、しばらく耳を澄ませていても、あたりは静寂に包まれたままだった。

まだ食事の支度をするにも家族を起こすにも早過ぎる時間だった。

「気のせいかしら。最近疲れてるのかな、眠りが浅くて嫌になっちゃうな」

誰に言うでもなく独り言を呟く佳代子。

深く考えるのはよそう。まだ1時間は眠れるはずだ。

そう思った佳代子は、そのまま眠りにつこうと布団に潜り込んだ、その時だった。

『ガサ』

再び外で物音がした、今度ははっきりと聞こえた、気のせいではない。
間違いない、外に誰かいる。

声を出そうとしたが恐怖で体が震えて動かない。

横で寝ている夫の耕平は何も気づかずに幸せそうに笑みを浮かべて寝息をたてている。

それからどのくらい経ったのだろう。1分にも満たないはずの時間が何時間にも感じた。

しばらく金縛のような状態が続く。
ようやく身体が動かせそうになったと思った、その時だった。

『カチャリ』

小さな金属音が静寂を打ち破る。

誰かが鍵を開けて部屋に侵入してきたのだ。

佳代子は勇気を振り絞り薄目を開けて部屋の入り口の方に目をやった。

するとそこには一人の男が立っていた。

中肉中背、40から50代くらいだろうか。

雨も降っていないのに雨具のようなものを着ている。

暗くて良く見えないが、その顔には不適な笑みが溢れている。

次の瞬間

男はおもむろに耕平に近寄り、その首に手をかける。

『ゴリ』

鈍く、重い音が部屋に響きわたる。

今まで生きてきた中で、これほど悲しく、そして恐ろしい音を聞いたことがあっただろうか。

それと同時に、今まで憎たらしいとさえ思っていた耕平の寝息がパタリと止んだ。


そして佳代子はやっと気づいたのだ。

最近、この界隈で起こっている連続殺害事件のことを。

その犯人が今まさにここに現れたのだということを。

そして今、夫の耕平が殺されたことを。

佳代子の頬に一筋の涙がつたった。

男の顔がゆっくりと佳代子の方に向けられた。

そして、その視線は佳代子の脇に落とされた。

その瞬間、佳代子は無我夢中で泣き叫んでいた。

「この子だけは、この子だけは助けてください。お願いします、この子だけは…」

薄れゆく意識の中、涙で歪んで映るその男の顔は

確かに

幸せそうに笑っていた。


そして
















なあ、人間てエグいよな。

親を殺害してバラバラにし、子供もグチャグチャに混ぜて、そして同じ鍋で煮るんだぜ❓

子供なんて若干、半熟だぜ❓

とろとろだぜ、ふわふわだぜ❓

あ、寒かったから温かい汁物が欲しくて












耕平@(・●・)@


あれ❓あんまりよく見えないな、アップで









耕平@(・●・)@




今朝まで幸せだったであろう親子








それにね

このような連続猟奇殺害事件の犯人の手によって殺められた動物被害者を弔う為に

福岡の筥崎宮(日本三大八幡神社、諸説あり)では毎年『放生会』と言うお祭りをやってるんだけど

そのお祭りは盛大に盛り上がり参道には多くの屋台が立ち並ぶんだけど

それが

ホルモン焼きそば❗️

牛串❗️

焼鳥❗️

等々とうとうとうとうって

それはそれはたくさんの動物系メニューが所狭しと並ぶのね

もう違和感しかないよね

サイコパスの犠牲者を弔うとか言って、酷い仕打ちだよね、もはや罠だよね

もう、もくもくと美味しいニオイの煙がたちこめるよね、タレが違うんだろうね、それぞれこだわりがあるんだろうね

それだけならまだしも



娘『パパぁ〜、あれ買ってぇ〜、焼鳥食べたい〜』

母『みぃちゃん、さっきりんご飴食べたでしょ?ポンポン痛くなっちゃうよ?』

娘『やだぁ〜、あれ買うのぉ〜、焼鳥食べるのぉ〜』

父『まあまあ、ママ。お祭りの時くらい良いじゃないか』

母『もう、あなたは、みぃちゃんには甘いんだからぁ〜』

おい❗️

これ、微笑ましいか❓この寸劇

一見、微笑ましい、ごく普通の幸せな一般家庭のようにも見えなくもないが

その温かな家庭の

その幸せの裏には

涙無くしては語れない

佳代子と耕平と、そしてその子たちの

悲しくも残酷な物語があることを

彼らの犠牲の元に成り立っているという事を

我々は忘れてはならない


フォーエバー佳代子

フォーエバー耕平

フォーエバーその子供たち

特に、その子供たちフォーエバー


お前たち良い子だ、とろとろだ、ふわふわだ❗️


今、人類は考える時に来たのかもしれない

命について

ひとつひとつの命の尊さ、そしてその愛の重さについて…

一人で生きてるなんて思うな❗️



あ、そういえばチョコパイ(いちご)、3つ残してたんだ、帰ったら食べよっ♪


へ❓なに❓

どうした、大丈夫か❓

もう…


心配だなぁ


暖かくして早く寝なよ❓