【これぞ神対応!】結婚式にシリア難民 4000人を招待! 自ら料理をふるまった新郎新婦が「天使や | 瀬戸大也海人とあけこの秘密

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未だに激しい内戦が続くシリア。日々シリアに関するニュースが流れ、とくに難民がいかにヒドい状況に置かれているかは、みなさんもご存知の通りだろう。

しかしこの度、シリアとトルコの国境地帯から嬉しいニュースが飛び込んできた。なんとある新郎新婦が、結婚式にシリア難民4000人を招待し、自ら料理を振る舞ったというではないか! 4000人ってスゴい数だなあ!!

・シリア難民の多くを受け入れるトルコ

この度、晴れて夫婦となった新郎のフェトフッラー・ウズムジュオールーさんと新婦のエスラ・ポラットさん。トルコ人の彼らが結婚式を挙げたのは、シリアとの国境沿いの町。そこには内戦で祖国を追われたシリア難民が大勢滞在しているという。

2015年6月現在、400万人にも達するというシリア難民。その多くを受けて入れているのが、隣国トルコなのである。

・「シリア難民のために何かしたい」と考えた新郎の父

そしてこの度、「過酷な状況にあるシリア難民のために何かしたい。そうだ! 結婚式に招待しよう!」と思いついたのが、新郎の父だ。

「このような幸せな日を、シリアの兄弟姉妹たちと共有したいと思ったんです」と話す彼は、非営利団体 Kimse Yok Mu に協力を仰ぎ、トラック1台を手配。屋台式トラックに新郎新婦自らが乗り込んで、招待した4000人もの難民たちに食事を振る舞ったのだった。

・新婦「その計画を聞いて、とても驚きましたが……」

この決断について、新婦のポラットさんは以下のように話している。

「今回の計画を告げられたとき、とても驚きました。でも徐々にそのアイディアに魅了されていき、結果、とても素晴らしい経験をすることができました。私たちの結婚式の食事を、本当に必要としている人々と分け合えたことを幸せに思っています」

また新郎のウズムジュオールーさんも、「シリア難民の子供たちの目に、幸せの色が宿るのを見られたことは、何物にも変えられない貴重な体験です。他者を喜ばせたことが、私たちの旅路の出発点になったなんて、とても素晴らしい気分です」と語っているという。

ちなみに、今回の2人の姿勢を見て、「自分たちの結婚式にも、難民の人々を招待したい!」と考える人も出てきているのだとか。トルコ、シリアから遠く離れ、難民受け入れに対しても慎重な日本に暮らす私たちにだって、彼らの姿勢から何か学ぶことが出来るはずだ!

参照元:The TelegraphFacebook(英語)
執筆:小千谷サチ

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オリジナル記事: 【これぞ神対応!】結婚式にシリア難民 4000人を招待! 自ら料理をふるまった新郎新婦が「天使や!」と話題
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