これも英訳されているので、まずは原作を読んで英訳版が語学の勉強になるのならと思い見てみました。
読後感としては、すっきりしない感じです。
いったい結末はどうなるのだろうと思い読み続けた結果、すっきりとはさせてくれないという感じです。
世にも奇妙な物語のような、奇妙な物語が奇妙なまま終わるという感じでした。
読書の上手い人はこういう本を、どのように消化しているのでしょうか。
謎が謎のまま。
世の中そういうものかもしれません。正解はないんです。
自分は答えを知りたがる性格なので。
答えがでない物はあまり好きではないのかもしれません。
受験勉強の弊害かもしれません。
文章としては平易な感じで読みやすかったです。
最後に種明かしがあると期待していたので、その期待は裏切られましたが。
分量的には多くないので、英訳の本も読んでみようかな。
むらさきのスカートの女を始終観察していた黄色いカーディガンの女の得体のしれない行動が気になる小説でした。