「旅の歩き食い②」の巻![]()
まちを歩いていると、
あちこちで、
気になる食べ物を
見かける。
屋台で、お店で、スーパーで。
でも、
買って食べるまでの勇気がなくて、
そのまま、ナゾのままで終わることも
すくなくない。
帰国後、食べてみればよかったな~
って思うけど、
また行っても、
また手を出さずに終わったりする。
へんなの。
そんなわたしたちが、
食べてみた食べものは……
……サボテンです。
まちのあちこちで、
こんなふうに荷車に積まれたサボテンを
よく見かけた。
どんな味だ? 想像もつかない。
いつか食べてみなくちゃと思ってた。
買ってもいーけど、どーやって食べるんだ??
遠巻きに眺めて考えていると、
一人の客が来て、おじさんに切ってもらっていた。
すかさず、
お、おじさん、わたしたちにも、1コむいてー
近づいてってアピールすると、
地元の人にするようにさりげなく切って渡してくれた。
……ムシャムシャ。
……うーん。なんだろう?
なかに似てる。 あ、味のうす~いメロンかな。
食感は、ぐずぐずして、やわらかいね。
種が多いね。口の中がそれでいっぱいになっちゃう。
捨てるのに忙しいー。
だけどさ、このみずみずしさ、
目をつぶって、砂漠のまん中で食べるのを想像してみるとさ、
もんのすごくありがたく感じるよね。
それから、
でっかいドングリみたいな実も、気になっていた。
なんだろう、栗じゃないし……
何回か観察しているうちに、
これは、蒸すか茹でるか したものだとわかる。
お客もひっきりなし。
よし、食べてみよう!
おじさん、この分だけ ください。(と、30円分くらいのお金を渡す)
ビニール袋に入れてもらって(けっこう入っている)、
道の端っこに移動して、食べてみる。
あっつい!
熱くて、殻がむけない。
指を真っ赤にしながら格闘。
……味……無くない?
……うん、でも、ちょっと水っぽい栗のような……
ほんの少し酸味があるような、いや、ないような……
じつは、この実の「殻」が、
道に、ポンポン捨ててあるのですが、
最初知らなくて、
ずっとゴキブリだと思ってました。
何度、ぞっとしたことか。
モロッコ旅日記は
毎月5のつく日にUPします。



