生きる街 〈이키루마치〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈ヒューマン〉

  監督:榊英雄

  出演:イ・ジョンヒョン、夏木マリ



CNBLUEジョンヒョンさんが出ているから観たのですが。。。訳あって彼の事は語れなくなり。

考えたら結局いつまで経っても語れるようにはならないんだろうから、作品の事だけ書いておきましょう。

事件が起こるたびにいつも思うのだが、本人に罪があっても作品に罪はないんだもん。

 

震災のトラウマを抱えながらも現地で生きる人々を描いた作品で。

表面上は気丈に頑張っている母親。命を失う不安から、新しい命を持つことを避け続ける娘。震災を言い訳に、自分の人生を投げ出したままの息子。

みんなそれぞれの傷や思いがある中で、ゆっくりと自然なカタチで再生に向かっていくストーリー。

 

勿論、作品自体に大きな意味はあると思う。

私自身も親戚を亡くしたりして、当時は本当にたくさん泣いたので。未だに思い出すだけで切ない気持ちになるし。

けど。

いちエンタメ作品としては。。。残念ながら私のタイプではございませんでした。

 

元々邦画が苦手な理由と言うのは、そのテンポ。とにかく私の体内リズムと合わないんだよね。

逆に、そのテンポが恐ろしいくらいにフィットしたのが韓国映画で。勢いよくハマったのもそのせいなんだもの。

最近は邦画もたくさん観るようになり、このテンポ問題も克服しつつあるかと思われたのですが。。。こういうのを観ると見事に逆戻り。

 

共感も没入も出来るはずの内容なのに、この合わないテンポのせいでどこか白けてしまう自分がいて。結果、涙の一つも出なくて終わる、という。

いや、本当に超個人的な問題なので。それでこの作品がどうのとか言うつもりはさらさらございませんけども。

 

邦画が好きな方には、心に染みる、切なくも美しい物語・・・って感じなのかな。多分ね。知らんけど。←投やり。ごめん、ジョンヒョンさんを語れないから腐ってるだけ。

あとあれだ。

イケメン大好きな私が言うのもなんだが。(好きだから逆に気になるのか?)妙にイケメンが多い。この手のヒューマンストーリーには1人いれば十分なんだよな。2人以上は邪魔だもん。←これまた超個人的見解です(笑)。