<LOVE>
監督:イ・ソックン
出演:キム・ヨングァン、パク・ボヨン
10年すれ違いの恋物語・・・って言うけど。
余りにも普通過ぎて。何だったんでしょ?って感じです。
ヨングァンさん大好きだし。ボヨンさんも嫌いじゃない。
けど。
これほど何もないストーリーじゃぁ、魅力の発揮をしようがないじゃん。
本国ではわりと流行ったと聞いてたけど。なぜ?なぜに?
私には全く分かりませんでした。
まぁ、リアル、と言われれば、まさにそうで。
恋愛って、そんなに劇的じゃないのよ、と言うならば、その通りで。
これで合ってるんだけど。
私だって私の周りの人間だって。少なくとも、もっと必死に恋愛してきましたよ。
二人共なんだか、なんとなく流されているようにしか見えなかった。
彼女は、タイミングが悪かったらスッと身を引いて。波が来たらサッと乗って。
彼は、彼女に近づく為、必死に勉強したりはするんだけど。そういう表面的な問題ではなくて。
ラブストーリーの主人公はピカピカに輝いていたり。とことんボロボロだったり。どのベクトルでもいいから大きく振れていて欲しいと、私は思うんだよね。
ドキドキしたり。胸が痛くなったり。いつの間にか、見守る方も一生懸命になっている。それでこそ、作品を存分に楽しめる訳で。
残念ながら男女どちらのキャラにも、感情移入させる程の魅力が無かった。
そして。何より気になっちゃったのが。
ボヨンさんもヨングァンさんもカン・ギヨンさんも友人達も、さすがにもう高校生役は無理だって(笑。
冬ソナ以来、そんな力業に慣れてるとは言え。学生時代が結構長めだったせいもあり、違和感満載でした。
ヨングァンさんやソン・ジェリムさんを見て喜ぶ映画、って事で。みなさん、小さいことは気にしないのかも知れませんけどね。私はかなり気になりましたね。
ま。そんな感じで。個人的には(ストーリーにおける)お気に入りポイントがどこにも見つかりませんでしたが。
ヨングァンさんもこうやって作品をこなして。地道に経験を積んで。
いつか渋い作品に参加できる日が来る事を信じ。期待して。じっと待ちますわ。
じゃ、取り敢えず。最後にいつもの叫んでおきます。
長身男子最強!
めちゃカッコいい~!以上です(笑。