<ヒューマン・実話>
監督:イ・ソックン
出演:ファン・ジョンミン、チョンウ

ハンカチをしっかりと握りしめ。鑑賞した訳ですが。使わなかった。
実話の時にいつも言うけど。本当のお話しがベースの場合、余り脚色し過ぎると事実からかけ離れ。「実話ベース」を語る資格が無くなっちゃうから。
多少エンターテイメントに欠けるのは仕方ないんだろうね。
特に今回は、歴史の中のお話しとかではなく。関係者の皆様が生きている訳ですし。尚更。
ファン・ジョンミンさんだから。「泣く気満々」で映画館に行っちゃうのよ。
だって、今までの作品、泣かされたのが多いので。
多分、それも良くないに違いない。気負い過ぎちゃってて。逆にハードルが上がってしまって。
ついでにもう一つ。
私は「登山」と言う行為がどうしても理解出来ない人間なので。
なぜ?なぜ?だらけで。
あんな所に登ったら、そりゃぁ死ぬさ。とか。思っちゃうので。
そんな私なので。涙が出ないのも納得ですかね。良く考えてみれば。
ワンシーンだけ。ちょこっとだけ涙が出た場面があったわ。
チョン・ユミさんが、旦那の遺体を運ぶのを諦めましょうと、仲間に伝える場面。
女性として。妻としての感情移入でしょ。