<ヒューマン>
監督:チョ・グニョン
出演:パク・ヨンウ、キム・ソヒョン

風景も、そこにある愛も、全てが美しい。
映し出される風景の全てが絵画のようで。静かなストーリーにもマッチしておりました。
普通、こんな題名やパッケージを見れば、ははぁ~ん、モデルと彫刻家がデキちゃう系ね。と、思ってしまいがちですが。
全く無いので。
そこが、この作品の良いところかも。
お陰でストーリー的には極薄なのだが。全体の美しさを考えたら、それもまたアリだなと思います。
「裸婦」はふんだんに登場するものの、エッチ感がゼロなのは、イ・ユヨンさんのスレンダーボディーのせいもあるのかな。
女性としてのエロさは無いけど、ポーズをとっている姿を見ると。あぁ、そうそう、こんな彫刻良く見るわ。と思えます。
彫刻向きのお身体なのでしょう。
ユヨンさん。頑張ってる。
この作品に続いて『背徳の王宮』。あれも大変だったよね。
『あいつだ』なんかはまた、全く違う雰囲気で。器用な女優さんである事に間違いないし。
まぁ、個人的な趣味で。魅力的かと言われると・・・それはないが。
あと。
カメオ出演が何人か。みんな、チョ・グニョン監督の前作の出演者達だってさ。
2AMのイム・スロンさんとか、ペ・スピンさんとか。ほんの一瞬だけど。ちょっと嬉しかった。