<アクション・刑事>
監督:ファン・ビョングク
出演:オム・テウン、チュウォン
余り印象が無いんだよね。興味深いキャストではあるのだが。
多分問題は「普通過ぎる」。
刑事モノ、スパイモノ・・・たっくさんあるもんね。たっくさん観て来たし。かなり出尽くした感は否めませんから。難しいところではありますが。
アンディ・ラウさんの『インファナル・アフェア』。私は本当に大好きで。
イ・ジョンジェさんの『新しき世界』、キム・レウォンさんの『Mr.ソクラテス』、レオナルド・ディカプリオさんの『ディパーテッド』・・・リメイク&似たコンセプト問わず、みんな好きなんですよ。
特にリメイクとなると、内容を知っているのにそれでも楽しめるなんて。ほんと、素晴らしい事だと思います。
内容が似ていても。何度リメイクされても。面白いものは面白い。って事なんですね。
全く新しい刑事モノとなんて。それこそ難しいと思うし。
SFでも恋愛でも、何でもそうだけど。どれも出尽くした感、ありますもん。やっぱり。
それでも。
ステキな俳優さん達がいれば。監督さんの工夫と、脚本家さんのセンスがあれば。大丈夫。
何度でも。いつまでも。映画を楽しむことが出来る。
なので。
刑事とプロファイラーのコンビ芸なんていう、そりゃもうほんと、使い古されまくった内容ですけど。
だからダメ、って事でもないのだろうと。
スピード感とか。斬新なアクションとか。シャレた言葉遊びとか・・何かしらの工夫さえあれば。大丈夫。。。だったはずなんだけどね。残念だったね。