<コメディー>
監督:オ・ギファン
出演:チュウォン、ソルリ
漫画だからね。こんなもんかと。
それにしても、韓国人のファッションに対するこだわりって凄いよね。だから整形とかもどんどん進んでいくんだろうね。
「見た目」が大事、が進むと、「見た目」が全て、になっちゃう恐ろしさ。
そして、「見た目」がダサいとイジメの対象となる。
いつも思うのだが、韓国のイジメの表現ってハンパないよね。ドラマや映画では勿論、大げさな表現になっているんだろうけど。
周りの学生達の冷酷さがハンパ無い。みんなでイジメっ子を囲んで大笑いしたり。どう考えてもやり過ぎ。
日本だと外野はもっと巧妙に知らん振りを決め込みそうだと思うと、それも又どうかとも思うが。
私が実際に体験したのは日本とアメリカの学校だけだけど、どっちにもイジメはあったわ。
いわゆる、イケてるグループと、イケてないグループってのもあった。
万国共通なのかね。あれは。
私はそんな下らないグループには属してなくて、仲の良い子はどのグループにもいて。対グループではなく、対ひと、として接していたから。個人的にはどうでも良かったんだけど。
大人になって見えてきたのは、基本的に、大人になって成功してるのは「イケてないグループ」だった子が多いよね。男女共に。
ちょっと見た目がいいとかオシャレとかでチヤホヤされてた子って、そこで終わっちゃう。
いわゆる「イケてない」って称されていた子達ってのは、見た目にはさほどこだわらないけど、別の事にこだわりが強かったり(オタク気質ってやつ)。
スポーツは苦手だけど勉強は出来るとか。
マジメ過ぎてバカにされてたり。
さぁ、大人になって使える人間はどっちでしょうか?・・・って事ですよ。簡単ですね。
特に30代とか40代になってきたら、「昔イケてるグループだった」なんて事実は、一ミリも使えないんだし。そんなこと自慢気に言ったら、逆にダサ過ぎるし。
オシャレが悪いとは決して言わないけども。見た目だけで中身がカラでは何の価値も無い、ってことですね。