<ヒューマン・実話>
監督:パク・ウンジン
出演:チョン・ドヨン、コ・ス
CMを見た時から、コ・スさんがチョン・ドヨンさんの夫役っていうのに違和感があって。
結局最後までその違和感が消えず。鑑賞の妨げになりました。
だって。年齢が大分違うでしょ?
しかもドヨンさんってちょっとオバさんぽい落ち着いた雰囲気。逆にコ・スさんはちょっと子供っぽい顔なんだもの。
まぁ、とにかく。
そんな残念な邪魔(な思考)があったせいなのか、全体的にはさほど気に入った作品ではありませんでした。
実話だっていうから、それほど極端な脚色が出来ないせいもあるよね。やっぱり。
そして。
実話だと思うと、余計に感情移入がし難かった。
だって、「元はと言えば自分がまいた種」感が強くて。。。勿論、いくら何でも、あんなにヒドイ目に合うのは可愛そうは可愛そうなんだけれど。
それでもやっぱり、完全に同情は仕切れなかった。私の素直じゃない性格のせいもあるんですけどね。えぇ。
これは、完全に同情しないと面白くないタイプの映画だと思うの。
逆に言えば、完全に同情することが出来れば、ドキドキするし涙もするし。最後は感動してキレイに終われるんじゃないのかな。多分。
私はダメでしたけど。