リターン <리턴> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<サスペンス>

 監督:イ・ギュマン

 作品:キム・ミョンミン、ユ・ジュンサン



作品的には語るほど面白くもなかったんだけど。この作品の主題、「術中覚醒」ってのについてぜひ語りたい。


ヘイデン・クリステンセンさんの『アウェイク』って映画で初めて知って。驚愕した。

0.2%くらいの確立で起こるらしいんだけど。。。まさに私、そうなの。


そりゃもう怖かった。

勿論、どれだけの痛みが襲ってくるのかという恐怖もあったけど、それより何より、先生と看護師さん達の会話が聞こえるのが怖かった。

だって彼らは、私が眠ってると思ってるんだもん。

ほんとマジで、頼むから私のことは話題にしないで!って、心から願いましたわ(汗。


今考えるとおかしいけど。痛みの恐怖よりそっちの方が心配だったのね。ほんとに。

凄くいい先生と優しい看護師さん達だったから、まさに裏の顔を見たくなかった、と言う感じでしょうか。


幸い、下らない←本当に下らなかった(笑、話だけで終わりましたが。


でも。

顔は酸素マスクで覆われてるし、身体は動かないし。その状態で意識だけハッキリしてるんだから。マジで地獄。


無事に手術が終わって、真っ先に夫に言ったわ。

「忘れないうちに言っとくけど、私がもしまた全身麻酔をされるような事があったら、『術中覚醒の可能性がある』って伝えてね」って。

ま、簡単に言えば、「聞かれて困る話はしないでね」って事ですが。


今回はしっかり聞いちゃった訳だけど、そのことは先生達には言わなかったわ。

だってもし知ったら、あんな会話を聞かれちゃってとっても恥ずかしいだろうから。

大丈夫。お世話になったお礼に、例の話は墓場まで持って行きます(笑。