<ヒューマン・家族>
監督:ヤン・ヨンヒ
出演:ヤン・イクチュン、安藤サクラ
なんとも。。。切ない。日本映画です。
国、ってなんだろうかと、改めて思うよ。
自由もなく、自分で考えることさえ許されず。国から守ってももらえないなんてね。とんでもない事ですよ。
私達は本当に恵まれている。恵まれていることさえ気付かないくらい、本当に恵まれている。
これ、監督の実体験が元なんだって。
それを知ったらなお切ない。
残酷だな。国の勝手で。
歴史を考えたら、彼らが帰国することを選んだ背景には日本政府だってしっかり絡んでいる訳で。。。決して傍観者ではないのだし。
決して人事じゃないってことだ。
こういう映画って、なんともいえない後味の悪さがあるんだけども。ヤン・イクチュンさんがいて良かったな、ってのは思う。
マジメな役が全く似合ってなくて。ちょっと和んだ。
それと。
主演の安藤サクラさん。本当に素晴らしい女優さんだと思います。
『百円の恋』なんてたまらなく大好き。
あぁいうのを観ると、日本映画も捨てたもんじゃないって、本気で感じますわ。