千葉の大多喜町平沢、里の春 | Kenji Motoyoshi

Kenji Motoyoshi

旅とスケッチ、ワインとルーマニアのブログです

新緑を求めて故郷、千葉の大多喜町、平沢に行ってきました。期待にたがわず新緑真っ盛り。夷隅川の支流が流れる平沢。この沢からは小鳥のさえずりと、こぼれるような、目にも鮮やかな新緑が見れます。

また対岸には高品質の筍を排出する筍林があります。

 

筍を堀に、農家の軽トラが橋を渡るところ。清流は昔は川魚、ハヤの宝庫でしたが、上流にゴルフ場ができたらあっという間にいなくなってしまいました。子供の頃はいくらでも手つかみができたハヤ。役場に訴えても回答無しです。

 

粘板岩質の土質が筍に良いようで頭を出すまで土の中で軟らかく大きくなります。目をこらして見つけたタケノコの先から土をどけてみると、

 

大きなタケノコの気配。

掘り進めると、深い、深い、なかなか根っこば見えない。

 

 

えい!、や!と鍬を入れて掘り出す。少し早すぎて、斜めに切ってしまった。でもワインの数倍の大きさ。

 

 

これが平沢のブランド筍。柔らかくて美味しいです。普通の筍の倍以上のお値段。

刺身にしたり、2時間の味噌漬けをつくりました。最高の酒のさかなだ。そして煮つけ、春巻き・・・食べきれないです。