お久しぶりです。雲音(くもね)といいます。

初投稿がかなり時間が空きましたが、1110話を読み、元々考えていた五老星の正が現実味を帯びてきたので、それについて今回はお話していきたいと思います。

 

 

まず、五老星の正体を考察者が考える時によく月の民かどうかで考える事が多いかと思います。結論から言うと、私はそうではないと思います。800年以上前、巨大な王国と20の王国との戦争があったかと思われますが、その時に月の民はどちらの陣営にも直接的には所属しておらず、いわゆる第三勢力だったのではないかなと思います。巨大な王国の名前こそ分かりませんが、その王国がはるか昔は栄えており、その栄え具合が世界に危険を及ぼす可能性があったので、20の王国は立ち上がった。月の民は、20の王国の思想が理解出来ないわけではないが、滅ぼされる側を黙ってみる事が出来なかった為、加担をしたのだと思います。

そして、月の民の力は壮大で本来であれば負けるはずのない戦いだったが、そこに第四勢力が現れたのではないかと私は考えます。その勢力こそ魔界に住む魔王や魔界の民たち。もっと言うと、その力を手にしたのはネロナ・イムのみであり、イムは人間だったのにもかかわらず、あるきっかけ(ここは分からない)で、魔界への入り口を見つけます。そこで魔界に行ったかどうかは分かりませんが、魔王と出会い、魔王の力を得ます。

そして、ネロナ家と最も関係性の深かった五老星に魔王の力を得た事を話し、魔王の協力を経て、五老星たちにも魔王ほどではないが、魔族の力を与えます。なので、1110話でも悪魔の実の名称ではなく、妖怪の名前が出たのは、悪魔の実を食べたのではなく、魔界から直接に力を得ていたので、そういった表現になったのではないかと考えます。

また、魔界の民がイム側に力を貸し、月の民がジョイボーイ側に力を貸していたと考えるならば、天国と地獄の戦いがあったとも考える事は出来ないでしょうか?また、イム側とジョイボーイ側の戦争があったのは、逆に言えば、月の民と魔界の民が手を取り合って、止めようとすれば、戦争を止められたのではないでしょうか。主人公であるルフィが悪魔の実を食べているのは、本来はイム側の力ではあるが、その力というのは直接的なイムの力ではなく、魔界の力になるので、ルフィが今後の展開でその仲介役になりえるのではないかと思います。なので、Dの正体は月の民に関わる者ではないかと思います(だから、アラバスタもDと関わりがあった)。

 

 

ここまで話を聞いて、正直、こんなの妄想に過ぎないだろと考える方もいるかなと思います。私がこう思う理由や根拠は、まず

これだけ太陽と月がピックアップされ、物語に出てきているのに、悪魔の実の正体に関する情報や黄泉の国の情報が一切ない事が今後の展開で太陽と月がピックアップされない魔界の物語が出てくるからだと考えています。また、尾田先生が映画のFILM REDの副音声で魔王は存在しますと言っていたのは、ルフィが直接戦う事はなくても、イム側の勢力がその力を得ているから、そのような表現をしたと考えています。また、先ほど話した黄泉の国の存在について、ブルックの悪魔の実で度々出てきていますが、ブルックは2年間の修行で黄泉の国の霊力を使えるようになったと言っていました。しかし、その黄泉の国の具体的な正体をまだ明かされておらず、その能力で氷系の能力を使っていますが、1110話でVナス寿郎が馬骨になり、氷系の刀技を使ったと思われます。これはブルックとの関連性を強く表しており、Vナス寿郎もブルックと同じ能力を使っている。すなわち、Vナス寿郎を含む五老星は黄泉の国であり、魔界の力を使えるのではないかなと思います。

 

 

ここまでブルックの正体が明かされていないのも気になりますし、和の国で死後の魂がどこに行くのかというお話もあったりし、少なくとも今後の展開で太陽と月だけではなく、黄泉の国や魔界に関するお話が出てくるのではないかと思います。また、黒ひげの正体についても軽く話したいと思うのですが、黒ひげはイムがかつて魔界の入り口を見つけられたのに対し、黒ひげもイムと同じように魔界への入り口を見つけたのではないかと思います。だからこそ、黒ひげの存在はニカの能力を持つルフィ以上の脅威になるのではないかとイムは考えているのではないかと思います。それこそ魔界に住んでいると思われるケルベロスが黒ひげに能力を与えたのではないかと考える事も出来ますし、その能力の性質上、寝る事が出来なかったり、悪魔の実を複数得る事が出来たのではないかと思います。

 

 

以上で考察は終わりになります。正直、妄想が強めではあるというか、根拠がありつつも少し弱めにはなるので、現実味を1110話で感じはしましたが、まだ現実度合はそこまで高くないので、この考察を読み、ワクワクしてもらえたら嬉しいなと思います。

改めまして、ここまで読んでくださりありがとうございました。