そうだな。


環境や境遇や運やらそういうもので「個性」というものが生まれる。
その恩恵を受ける者もいれば、日陰に追いやられる者もいる。


それを嘆いて、恩恵のあった人間を羨み、妬み、

自分を不幸だと決めてつけてしまうのは、あまりに短絡的ではないか。


私が不幸だと感じているのは、環境や境遇のせいではない。
私が不幸だと決め付けているせいだ。


今までたくさんの分岐点があったけど、そのどれもが避けられないものだった。
その都度その都度私は自分ができる選択をしてきただけだ。


唯一悔いがあるとしたら、色々なものから逃げてきたことだ。
向かい合わずに簡単に逃げて、大切なものを捨ててしまった自分を恥ずかしく思う。

だからこれからは逃げないと誓う。
結果が思い通りにならなかったとしても、自分にできる最大限の努力をする。


人生はやり直せる。
やり直せないなんて誰が決めたんだ?
自分が変わることができればきっとやり直せる。
過去は変えられないが、未来を、これからを変えていけばいい。


逃げ癖がついてしまった自分を変える努力をしたい。
胸を張って生きていきたい。
そうすればきっと切り開ける。


なんで忘れていたんだろう。
私は元々こういう人間だったじゃないか。
そんな自分が好きだったんじゃないか。


闇に飲まれるな。
自分をしっかり持て。
自分をしっかり見ろ。
上手く生きられなくてもいい。

全て受け入れろ。


忘れるな。