2022年9月10日


告知された次の日、

お姉ちゃんに電話で病気の事を報告した次の日、


さっそく実家に行って、

ママに報告しました。


(この年になって、どなたでも見れる場所に

母親の事を「ママ」と書くのはお恥ずかしいですが、

私の人生をそのまま書き残したいので

「ママ」呼びさせてもらいます)


私が実家に着いた時に

ママは買い物に行っていていなくて、


私が先に実家に入って、

ママの帰宅を待つ形。


先に電話で

「話したい事があるから行っていい?」

とだけ伝えているけど、


どうやって話そうか

泣かずに話したい。と、

ママの帰りを待ちながら考えてた。


その内ママ帰宅。

「話しがあるから行くね」と言っていた娘が来ているのに、


玄関を入って早々、

自分の話したい話しを始めるママゲラゲラ


ペチャクチャ ペチャクチャ 話しは終わらないウシシ


『この人、相変わらずウケるなぁーウシシ

『この話しはいつまで続くのか、むしろ楽しみだわウシシ

と思って聞いていたんだけど、


話題をコロコロ変えながら楽しそうに話すママルンルン


ところが20分が経ったところで、


ママ「っていうか、あなた、何を話しに来たの?」

と突然モードが切り替わったゲラゲラ


おばちゃんって本当ウケるねー!笑


私「いやー、話したい、というか、謝りたい事があってさ」

と言ったらまた私の涙腺が崩壊しちゃったえーん


ドバーと涙が出てきちゃったえーん


お姉ちゃんの時に涙腺崩壊しちゃったから

ママには冷静に話すつもりだったのになぁえーん


「謝りたい事?」と

私の向かい側のダイニングテーブルに座るママ。


言い出しづらかったけど、

今言わないと!と必死に喉から言葉を出した


私「私、ガンになっちゃったって」

「ごめんね」


「ごめんね」


これを言うのが精一杯だった。


ママ、座っていたけど、

ストンっと腰が抜けたというか、

ストンっとママから何かが抜けたのがわかった。



本当に申し訳ない。


こんな大病しちゃって。

本当にママに申し訳ない。


(父はずっと前からいません。

女手一つで育ててもらいました。)


それからどんな話しをしたのかは

覚えてないんだけど、


私が落ち着いてから、

どんな状態なのか、

どんな症状が起こっているのか、

病気発覚までの経緯などを伝えた。


1つはっきりと覚えているのは

ママが「おじちゃんにも伝えて」と言った事。


ママの弟である おじちゃん。


家に帰って、その日の内に

その おじちゃん に電話で伝えたんだけど、


このおじちゃんがいてくれて、

今の元気な私がいます。


あの時に、すぐに おじちゃん に頼らなくちゃ!と判断できたママがすごいと思う。


※後日談として、

この日からママは眠れない日々を過ごしていたとのこと。

仕事もしているのに。


元気だけど、もう おばあちゃん の年であるママを驚かせ、悲しませ、不安にさせてしまった事が本当に嫌だ。


本当に申し訳ない。


自分はどうだっていい。


ママとお姉ちゃんに迷惑掛けた・迷惑掛ける事が本当に嫌だし。

本当に申し訳ない。