星2022年9月17日星

ペットCT結果を聞きに行った日、

そして夜にベルマーレ戦(Jリーグ)を観戦しに行った後に、


長男親友のママに私の状態を伝えた。


お腹に激痛が走って

初めて病院に行っている時に

長男次男を預かってもらっていたから、

私に 何かが起きている事を知っている友達でもあったし、


現役看護師さんだからプロでもあったし。



私の頭の中はグチャグチャで、

話しの脈略もちゃんとしてなくて

訳が分からなかったと思うんだけど、


友達は

「うん、うん」

って頷きながら私の話しを全部聞いてくれた後に、


友達「その主治医(湘南の)は、

あまり親切じゃない感じがする。

他の病院で化学療法をしてもいいね」


「(私の性質的に)子どもに100になっちゃうから、

これからは自分に目を向けて欲しい」


「周りのことはそんなに考えなくていい

自分のことを考えて」


「頼ることを覚えないとダメだね」


と話してくれた。



ちょっと話しは変わるけど、

ガンを告知された日の病院の帰り道で、

ガン患者用の料理本を買ったんだけど、


そこには『減塩醤油』を使うように書いてあって…

ちょうどお醤油がなくなったから

スーパーに減塩醤油を買いに行って

衝撃を受けたのよ……


私、今まで成分表には「大豆、小麦、塩」しか

表示されていないお醤油を買っていたのに、

(「アルコール」が書いてあるお醤油は絶対に買わなかった)


減塩醤油の成分表には

アレもコレもアレも書いてあるっガーン


関係ないけど、

私、塩麹と醤油麹は自分で作っていて、


塩麹と醤油麹、甘麹でほとんどの料理を作って、

和風出汁、中華味の素、コンソメは使わずにやっていた……


お味噌も手作りしてた…


(キャラじゃないから、

そんな料理を作ってるって一切公言しなかったけどウシシ

みんな、キャラ的に私は冷食バンザイ!お惣菜バンザイ!な人だと思ってたと思うウシシけど

思われてても何も害ないし、

いちいち言う事じゃないと思ってたしニヤリ



要は、ワタス、子ども達の成長に

添加物がすごく気になってしまって、

レトルト食品等も使えなくなっていたのに、


今から私、


お醤油を作るのに必要でない物もいっぱい入っている減塩醤油


を使わないといけないんだ……

とスーパーで愕然としたんだよねガーン


しばらく考えて…

でも!やっぱりできない!と思って、

今までの醤油を買ったことを友達に伝えたら


「正解!」

「ストレスが一番ダメだから」

って言ってくれた照れ


(旦那にもこの話しをしたら、

一緒のことを言ってくれた)


更に友達は

「病は気から」って。 

「人間の治癒力ってすごいからね」

って話してくれた。


「絶対大丈夫だから」

「絶対大丈夫だから」って。


「みみちゃんは今まで通り、

いつも笑って過ごしていたら絶対大丈夫だから」って

現役の看護師さんが言ってくれたからさー


ポロポロ泣いた。


あと、私はこの友達に絶対に伝えたかった事も伝えられた。


「あなたが私の命の恩人なんだよ、ありがとう」


ってちゃんと伝えられた。


ずっと私に

「病院に行って」

って言い続けてくれていた人だから。


プロだから何かわかっていたんだろうね。


それでも私は行かなかったんだけど…


9/5の初めて病院に行った日も

本当は私、痛みに耐えながら長男のサッカーに行こうとしていたんだけど、


痛すぎて朦朧としている中で

頭の中でこの友達の声で

「病院に行って!」

って声が聞こえたんだよね。


まさにこの友達の声で脳内再生されたびっくり


それで

「病院に行かなきゃ!!」とやっと思って

病院に電話したんだ。

それで癌が判明したんだ。


だから、それも伝えたの。

「頭の中であなたの声が聞こえたの。

そのままの声で再生されたの。

それで病院に行ったの。

本当に命の恩人なんです。

ありがとう」


って伝えたら友達は


「本当はもっと何度も、

もっと強く病院に行く事を言いたかったけど、

しつこいかな?とも思って言えなかったんだ。

でも、もっとしつこく言えばよかった。

ごめんね」

って謝ってくれた…


ごめんねーえーん

ずっと気にしてくれていたんだねえーん


それなのに、ずっと言うことを聞かなくて、

ごめんねーえーん


2人でポロポロポロポロ泣いた。


夜中に2人で。


夜中に、子どもがいるお母さんをお借りして申し訳なかったけど…

(パパさんが家にいてくれた)



私って

自分が今、どうなってるのか分かっていなかったけど、

この友達に口に出して説明して、

自分でも理解できた。


バックアップ部隊は、(前々ブログ参照)

私と子どもは東京に移って。って作戦を立ててくれたけど、


私の中では

『子ども達に転校をさせるのはどうか…』


『人見知りの次男が頑張って頑張って幼稚園に通って、 

半年経って幼稚園の友達ができたのに、

幼稚園を移っていいのか…

次男にあの頑張りをまたさせてしまうのか…』


『お姉ちゃんに5人の子育てをしてもらうことになる…それって申し訳なさすぎる…』

(姉の子2人+私の子3人)


『今までの生活をしながら闘病している人はたくさんいるんだから…』

『湘南からも東京の病院に通えるんじゃないか…』

なんて考えていたけど、


この友達が

「子どもに100になっちゃうから、

これからは自分に目を向けて欲しい」


「周りのことはそんなに考えなくていい

自分のことを考えて」


と言ってくれたのが大きかった。


そして、数日前にバックアップ部隊が

「俺達の言う通りにしていたら大丈夫だから」

って言ってくれた言葉も重なって、


みんなに甘える事にした。

その決心をつけさせてくれたのが、この友達。



この友達とはね、

長男のサッカーの役員を一緒にしていて、

しかも私がこの友達を誘ったんだよね、

「1年生の役員を一緒にやらない?」って。


だから、

この日の最後に友達とバイバイする時にね、

私「サッカーの役員も私が誘って一緒にやってくれたのに、

私が途中でやめることになっちゃってごめんね。」

って言ったら、


友達「こんな時に、そんなちっちゃい事で謝らないで!笑

ちっちゃいちっちゃい、カスみたいな事気にしないで!笑」 って笑いながら言ってくれたウシシ


それで私もつられて笑えて、

最後は笑いながらバイバイしたけど、

お互い涙は出てて。


感情グチャグチャだった、あの夜。