現在の生活保護制度は個人単位が原則になっていると思う。
今、財務省はこの制度をどうやら世帯単位に戻したいようだ。
不正受給の問題(行政が駄目なのだが)を制度の問題にすり替えている。
また、国民年金額と比べて生活保護費がもらい過ぎかのように言っているが、
国民年金額が低いのが問題なのであり、現在の年金制度は明らかに日本国憲法違反である。
なぜ、今この問題が取り上げられているのか。
前社会保険庁(現日本年金機構)が国民の年金を無計画に運用しとことと、この制度発足時の理念(賦課方式(unfunded:次世代への先送り方式)が問題であったため、そのつけが今出てきており支払う金がないからだ。
戦後60年の一党独裁政治と官僚制社会主義が原因である。
日本の仕組みを根本的に変えるか、国家破産するか、このまま若者や弱者を苛め抜くしか解決の方法は無いのではないか。
国民が立ち上がらない限り弱者が切り捨てられるのだろうが、国民の殆どが弱者になる日は近い。手遅れになってからでは遅いと思うが・・・。もう手遅れのような気もする。