今、私が文章を書く仕事をしているのは、
小学生の頃、『ズッコケ3人組』シリーズとの出会いがあったからです。
私にとっては衝撃的なおもしろさで、
私もこういう物語を書く人になりたい
と小説家を夢見るようになりました。
そして、小学校の中学年の頃に書いていた、
私の処女作を先日母が実家の押入れから出してきてくれて、
何十年ぶりかに再会しました
私は気恥ずかしくて、ろくに中身を見れなかったけど、
夫は笑いながら読んでいました。
シリーズ化はもちろん、何もかもが『ズッコケ』の真似
おまけのページがあったり、主人公が住む町の地図を描いてみたり、
次回作の予告をしたり
『ズッコケ』が私の憧れだったのが、これを見るとよ〜くわかる
小説家をめざして、途中、盲導犬の訓練士に浮気して、
やっぱり小説家に戻って、けれど自分に限界を感じて小説家を諦め、
今はライターとして仕事をして、yellをやってる私
少し路線は違うけど、文章を作るっていう意味では、
あの頃の夢をちょっとは叶えているのかな
そういえば、忘れられないのが、
『ズッコケ』にはまっていた頃、
『暗号はポストの中に』っていう物語にもはまって、
作者の方にファンレターを書きました。
そのファンレターの中に、今なら失礼だなって思うけど、
『私はズッコケシリーズも好きです』ってなことも書いたんです。
そしたら、なんと作者の方から丁寧にお返事が来て
しかもズッコケシリーズの作者、那須正幹は私の弟ですよって
これにはびっくり仰天
忘れられない出来事でした
妊娠・出産の思い出を文章にして残す「yell」
子育ての原点を振り返ってみませんか?