緩衝材のとれたF型クランプの改良修理 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 F型クランプの丸いあごの緩衝材が痛んで取れてしまいました。緩衝材がついていても被加工材に丸いへこみを作ってしまうものです。そこで薄合板の小片を挟んで使っていました。それが面倒なので,緩衝材を自作して付けることにしました。

 

 12 mm厚の合板から3 cm角の小片を切り出し,直径20 mm,深さ5 mmの穴を彫りました。また,同サイズの薄合板の中央に直径10 mmの穴を開け,一辺から切り込みを入れました。

 

 12 mm厚の緩衝材の穴に,クランプの円形のあごをはめ,薄合板をかぶせて4隅をねじ留めしました。緩んでいるときは外れず,フレキシビリティーがあります。締め付けると被固定材にしっかりと押し付けられます。

 

 実際にアルミの柱のところで試してみました。アルミの柱に傷をつけることもなく具合よく使えることがわかりました。