これまで,幅10 mmの溝を彫るのに,φ8 mmのトリマビットを用いていました。被加工材を180°回転させて再度彫ることにより,10 mm幅の溝となります。2度手間になりますが,トリマガイドがφ8 mmトリマビット用に作ってあったからやむを得なかったのです。「トリマガイドに用いるトリマビットの径を変更するには」の記事で,トリマビット径を大きくすると,ガイドが削れてしまう旨書きました。つまり,トリマガイドはφ10トリマビット用に変わってしまうのです。それでも10 mm幅の溝を彫る場合が多いのでよしとしました。考えてみるとφ8 mmトリマビットを用いる場合は,ガイドの端より1 mm空けてセットすれば良いはずです。