波板下日よけ板:スリットの作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 夏に波板を通して射しこむ日光が暑いため,波板下に薄い合板を張っていました。屋根は母屋で区切られているため,91×70 cmの薄い合板を20枚ほど張らなければなりません。作製もいろいろ脱線しているので,まだ6枚残っています。合板1枚につき4か所のひっかけ金具用のスリットを開ける必要があります。つまりまだ24か所スリットを作らなければなりません。いちいち墨入れするのは手間がかかるので,工夫しました。墨入れの図面を印刷し,両面テープを用いて貼り付けるのです。スリットの場所にスコヤで線を入れて,それに合わせて貼り付けるのです。

 

 先ずはスリットの両端をスリット幅6.5 mmのドリルビットで穴を開けます。あらかじめアルミ板にφ6.5 mmの穴を開けたジグを作っておいて,それを当ててドリルを用います。

 

 アルミのジグを用いたので,木目によって流されることなく,正確な位置に穴あけができました。

 

 2つの穴の共通接線をマルチツールで切り取りました。これでスリットができました。ちなみに,この型紙は裏になるので剥がす必要はありません。

 

 その後,あらかじめ作ってあったひっかけ金具をボルトで留めました。