真空管の実験(6) 電源 [6] GND側の感電防止策 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

今作っている,真空管の実験用の電源回路では,アース側が電源の一方に直接接続されています。電源には触ると感電するL側と,触っても感電しないN側があります。プラグの挿す方向によりどちらになるかわかりません。真空管時代の市販のトランスレス機器(ラジオ,テレビ)では,シャーシーが外から触れられないようにプラスチックのケースに入れられていました。また,機器によっては,L側がアース側でない時にネオンランプを点灯させるようにしてあり,ネオンランプが点灯するように電源プラグを挿すよう指示がある場合もありました。ここでは,1次側と2次側の巻き数が同じセパレート・トランスを用いることにしました。昔,弟からもらったものです。これで実験中に,アース側にふれても感電することはないでしょう。