とげぬき | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 DIYでとげを刺してしまいました。大工さんはとげを刺すのは恥ずかしいそうです。べニアの端の荒れたところが刺さりました。非常に細いものでしたが目で見えました。次の作業を焦って,とげは爪の先で抜きました(抜けたと思っていました)。しかし,1晩明けても,布等がある方向で触れると痛みを感じました。とげが残っているようです。ハンディールーペで見たところ,刺さっている場所はわかりましたが,とげは飛び出ていないようでした。つめで取った時,飛び出ている所だけとれたようです。ルーペを押さえ,とげぬきを操作することはできません。考えてみたら,はんだ付け用のルーペが使えそうです。手持ちのものは,レンズの一部に焦点距離の短い(倍率の高い)部分があります。

 

 このレンズを用いて,とげの刺さった部分を拡大しながらとげぬきで抜こうとしました。しかし,とげの頭が出ていないのでつかめませんでした。結局,ライターで先端を消毒した裁縫針を用いて掘り出しました。小さいところなので傷も小さいし,痛みもあまりないのでうまく取れました。しかし,とげを刺したとき,面倒がらず,このように拡大鏡を用いたらとげぬきで簡単に抜くことができたものと思います。今後は急げば回れで,すぐに処置したいと思います。