デジタル温度計キットの組み立て (2) 温度センサーのアルミ保護間の作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 温度計キットの温度の校正は,温度センサーを氷水と沸騰水に交互に入れ,2つの半固定抵抗器を調整して行います。センサーはエポキシ樹脂で固めました。


(センサーとアルミ管)


 しかし,それ自体をこれらの液体中に入れるとリークなどで不正確になる恐れがあります。通常こういう場合は一端封じのガラス管を用います。家でガラス細工ができないのでアルミ管を用いることにしました。アルミは熱伝導が良いので,センサー部が早く液体温度に到達すると思います。アルミ管の一端を閉じるのに,つぶすことにしました。万力で挟んでつぶしました。アルミ管をつぶしただけでは,水が浸みこむ恐れがあります。そこで,つぶす前にエポキシ樹脂を内部に塗っておきました。わずかに隙間が残った場合,エポキシ樹脂でふさがれるからです。