軒下加温ケース作製 その57: 夏モード | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 加温ケースを遮光ネット枠に変換しましたので,実際に蘭を入れました。これまで室内にあったアルミ製加温ケースのガラスを取り外して,遮光ネット内に入れました。棚を付け,蘭をセットしました。一番下は,ベランダの床に直置きです。カトレアを置きました。ベランダの床は浮かされていて,水はその下に流れ込む構造になっています。そのため,蘭に水やりをして,鉢底からあふれた水は,床の下に流れ込みます。上の段には胡蝶蘭を置きました。これも,そのまま水やりができるよう,棚を2段にして,下側にはバットを差し込みます。あふれた水はバットで受けます。ここ何年かで胡蝶蘭の数は減らしてしまいました。デンドロビウムは直射日光が好きです。そのため,この遮光ネットの中には入れず,外に置いてあります。

 



 上の写真は,前面の遮光ネット枠を開いた状態です。右側に蝶番があり,開ける構造になっています。シリンジ(霧吹き)や水やりは,このように前面の遮光ネットを開いて行います。下の写真は前面の遮光ネット枠を閉じた状態です。冬季スタイロフォームを固定する青と白の部品は次のシーズンのために取り付けたままにしておきます。

 



 取り外したスタイロフォームや側面の二重ガラスパネル,底面の受けなどは,後ろ側に入れておきます。これで,次シーズンも容易に冬モードに変換が可能でしょう。