工房側面ひさしの作製(8) コンクリート一晩後 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 基礎のコンクリートを打って一晩経ちました。夜は雨が降っていました。写真を下に示します。表面が濡れた状態で,昨日コンクリートを流し込んだ時と見た感じはほとんど変わりません。しかし,手で押してみると全く変形しません。つまり固まっているのです。工事屋さんもよく,「コンクリートを打ちましたので,乾くのを待ちます」などと言いますが,乾くのと固まるのは違います。実は,セメントの成分と水とが反応して固まるのです。そのため,「乾くのを待つ」と言うのとは逆に,乾かしてはいけません。工事屋さんは知らないでそう言っているのではなく,素人向けにそう言っているだけでしょう。最近,日差しの強い日が多いので表面が乾きやすいです。そういう時は,上に何かかぶせて乾くのを防止しなければなりません。昨日はちょうど雨が降り,都合がよかったのです。これからどんどん強度が上がっていきます。今はたぶん,ステンレスの金具をこじればヒビが入るかも知れないのでもうちょっと待ちたいと思います。先ず,壁のパネルを作製する必要があるので,時間的にはちょうどよいでしょう。