
いつのまにか
誰もがスマホを手にするようになった。
そして
近くの人を見つめる事を忘れ
近くの人に配慮する事を忘れ
近くにいる人との会話を忘れ
とにかく
近く、
を、なおざりにした
気づけば、何の負荷もなく
自然とスマホは
近くの大切なものに目をふさぐ魔力がった。

それは
家庭の中でも然りだった
家族は
食卓を囲みながらも
スマホを見つめた
家族は、
同じ車に乗りながらも
スマホを見つめた
時に会話をしながらも
スマホを見つめた
こんな姿を
人類は
他愛もない
生活の1シーンに過ぎない
と気にとめなかった

おエラいさんたちも
これが
成熟した社会ダ!
と賛じ
教育はじめ・・・
あらゆる機構を塗り替えた。
タチの悪い学者は
利点を並べ、使い方次第だ!
と放置した。
その浸透力は巧みで
青少年の大勢は依存症を自覚する事なく
ひたすら学習の時間をSNSに費やし
プロパーから離れ、浅知恵が膨らんだ
ところが、
想像だにしなかった結末が待っていた。

2021年
なんだ、あの時だったのか!
皆がスマホを手にしはじめた時
便利なスマホは
大切なものが
スグそばにあることを
たやすく忘れさせてくれたんだ!
家族も友も、意味があって寄り添ってたんだ!
それだけじゃない
あの感性が
近くに感謝する
その感性を鈍化させ・・・・・
親の愛情までも「アタリマエ」にしたとは・・・

鳥のさえずり、風の音、水の音
自然の音を聞かなくなったのもあの頃だった
そう、身近な「自然」からも離れていってたんだ
そういえば、
ジョギングの時も、通学通勤の時も、ベットの上でも
何気にイヤホンを耳にしてた
こうして自然界の528ヘルツから離れ
440ヘルツに脳梁は破壊され、
感性を失った、とは・・・・
あの時に気づくべきだった

身近にあったんだ
聖なるものも
大切なものも
かけがえのないものも・・・
外側ではない
全て内側、身近に大切なもはあったんだ
静かに
内を見つめる事を天が望んでいた・・・
だから、内を見せまいと
対局が動いていたんだ
気づくべきだった。
でも
なぜ誰も教えてくれなかったんだ!
こんな重大な事
誰か気づいてただろっ
えっ?
こうして、
何でも、身近な自分を置き去りにして
人のせいにする感性も、
あの時から・・・・・
画像は全て
この写真集を見れば、今すぐスマートフォンをしまいたくなるかも知れない
より転載。文責あべ