間違うな!成績よりも 「片付け」 の方が大切 | 家族を見つめる(家庭教育)

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日常イズムを通して、家族を見つめなおす

安部浩之作品NO,141121



「なんだかんだ言っても成績も上位内だから、いっか」
「子どもは勉強が仕事、今は勉強だけしてろ!」


と全ての評価基準を学業に合わせ
成績が良いと、それだけで安堵し、
多少の生活面は大目に見る
という「愚かな親」が多くいます。

勘違いしないでください。
成績順位というのは
評価の一部であって、すべての基準になるようなものではありません。
にもかかわらす、
成績が良ければ、よし・・・・
とするのはあまりに短絡的です。

それよりも、もっと大切なことは沢山あります。
「片付け」もその1つです。
というと

「片付け?確かにね~、
片付けてれば、スッキリするし
集中力もつくだろうし
成績も上がるだろうねぇ~」

と、これまた成績と繋げて発想されるかもしれません。
しかし、
片付け(掃除)というのは、
そんな「断捨離レベル」の話ではありません。

実は

片付けとは
生命(いのち)に肉薄した地球への感謝行


なのです。

「地球への感謝行って・・・オーバーすぎるだろ~」

という声が聞こえてきそうですが
オーバーでも何でもありません。


いいですか、良く聞いて下さい。

私たちは皆、地球という環境の中で生命を頂きました。
「母なる大地(地球)」というような言葉の通りです。
いわゆる、私たちの生命は
地球に許され、生かされて
やっと存在できている。
ということです。

にもかかわらず、私たちが、
水を汚し、空気を汚し、土壌を汚し・・・
としていれば
循環の姿を阻止し、地球を破壊することになります。
こうなると

地球に対して、恵みを受けながら、恩をアダで返す・・・

となります。

だから
私たちは
現状の地球の循環システムを
維持する責任があります。
そのためには

現状を、もし荒したら、スグに元に戻す

ということが大切なのです。
まず小エリアで、1人1人が
外に環境負荷を出さない・残さない
ということです。


これをせずに
荒した事をそのままにするから
小さな破壊が蓄積して

・低炭素運動だの
・植林運動だの


と、環境運動しなければならなくなるのです。

繰り返します

小さなレベルから、荒したら、元に戻す

ということです。

これは何かに似ています。
そう

「片付け」

です。

片付けとは
荒したものを「元に戻す」という行為なのです。

つまり
私たちは、

有難いことに家庭という空間で
片付けを通して、地球への感謝行ができる


ということなのです。

机のまわりで

・ノート、教科書を広げました。
・CDプレーヤーで音楽も聞きました
・お茶も飲みました
・鉛筆を削りました。削りカスも出ました。
・消しゴムを使いました。ゴムカスも出ました。


一杯にパーツが広がっています。
そこで終われば、好きなことして
小さな家庭の環境破壊です。
しかし
そのあと
「机にも、湯呑にも、ノートにも・・・
ああ、ありがとう、お陰で勉強が出来ました。音楽を楽しめました」
と感謝して元の位置に1つ1つ戻すのです。
そうすると
ノートも教科書も喜ぶんです
「明日も頑張ろうねっ」て
CDプレーヤーも喜ぶんです
「明日も、回転して、いい音出すからねっ」て
そういうものです。

いわゆる

生活の1つ1つに落とし前をつけていく

と言っても良いでしょう。

服も脱ぎ捨てない、
今日1日ありがとう、と感謝してハンガーにかける、たたむ
のです。

風呂では、石鹸にもシャンプーにも
「汚れを落としてくれてサンキューっ」
て感謝して元に戻す。

環境保護運動、良いでしょう。
しかし
その前に、お前、
身の回りもキチンと出来ないで大そうな事言うな!
です。

まさに
生活の一挙手一投足が、
最高のヒーリングセッションそのものであり
家庭というトレーニング場を頂いている。という事です。


(私はこれを「日常イズム」と名付け、本サイトで宣揚しています。特に、片付け(掃除)には力を入れるべきとしています。関心のある方はそちらで理解を深めて下さい ココ

いいですか
成績がトップで片付けが出来てないヤツよりも
成績がビリでも片付けが出来るヤツの方が貴い、
立派なヤツなんです。そこを間違えないでください。

さて、下図をご覧ください。
難しい事ではありません。
片付けってこんな簡単な事から始まるんです。

風呂片付け



その事を、よくよく心に刻んで下さい。
そして
まず、あなたから、片付けの本義を理解し
そして
子ども達に伝えて下さい。
よろしくお願いします

安部浩之