「お兄ちゃん、今日久しぶりにパパとママが来るんだよね。」


妹の柚夢(ゆう)は嬉しそうに言った。


今、家には父と母がいない、いろいろと世界を回って


民話とかを聞きまくる記者である。


で、この前どっかの国から手紙と本を送ってきてくれた。


本は知らない文字だったから読めなかった。


でも、手紙は読めた…まぁ、日本人の父と母が書いてくれたんだから当たり前か。


手紙は俺だけで読めと書かれていた。


ちなみに俺の名は卯雪(うゆき)、『黒沢(くろさわ)卯雪(うゆき)』と言う。


憶えていただけるとありがたい。


手紙の内容はこうだ。


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卯雪へ


卯雪、元気か?


これから書くことはこの手紙を捨ててしまっても


覚えていてくれ。


この世界はのちに神々に滅ぼされる。


だが、お前にはそれを阻止してもらいたい。


もちろん、お前だけで阻止しろと言うわけではない、7人、7人だ。


お前を合わせて7人で戦ってもらう。


『クコニカ』と言う邪神だ。こいつには13体の部下がいる。


1から13に連れて強くなっていく


送られてきたと思うが、本があっただろう?


あれでお前に戦ってもらう。


戦い方は多分だんだん解っていくと思う。


と、言うかまぁ、一週間後に日本に戻ってくるから。


そこで後々話そう。


ちなみに、お土産はきりたんぽだぞ★


お楽しみに。


父、母より


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…………きりたんぽって、秋田じゃねーか!!


今いる国ではお土産を買いたくないんだな。


なんでだよ。



ホント、なんできりたんぽなの。2話へ続く!!




今、「GOD KILL BOOK」と言う小説を書いております。


8月中にアップします。


題名を考えてくれた「phend_str」さんアリガトウございます。


「uhipoo」さんもアリガトウございます。


次の小説←(…これ、小説なのかな?)


を、お楽しみに!!