初めて、ガッツり、イグニスのハンドリングを堪能す。 | KOMIRAGEのブログ「日常記録」

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午前中、日曜恒例の我が家の買い物に付き合うことになり、その際の往復に、イグニスF-Limitedのハンドルを握る機会に恵まれました。


そのときに感じた印象を、簡単に纏めます。

①スタイル・・・・これまでのスイフトRSからすると、一回りコンパクトな感じですが、SUVを思わせる塊感があり、背の高いデザインのためか、かなり堂々たる存在感で、個人的には好きですね。

フロントは、最近の主流の、所謂「厳つい系」ではなく、どこか懐かしく、独特の癒しと言うか愛嬌を感じるもので、これも好印象。

デザインのポイントポイントで、これまでのスズキ車の人気のデザインのオマージュを感じさせる演出も良いですね。

唯一、残念なのはリアのデザイン。
タイヤはスイフトRSと同サイズらしいが、背の高いデザインと、ドッグレッグ形状のブリスターフェンダーが強調されてるせいか、テールが小ぶりで、どうも腰高感が出てしまうのが気になりました。個人的には車高を数センチ落として、タイヤをインチUPしたいところです。

でも、全体的にSUVムードを出しながら、コンパクトカーらしさを出してる、纏まりのいいデザインかなと思います。


②内装・室内・・・・・特別高級でもないし、派手さはないけど、カッチリとしたデザインで、しかもF-Limitedは専用の撥水防汚シートなどなどの専用装備のせいか、遊び心と渋さが加わり、安っぽさがないのが良いですね。
シートのドラポジあわせにはちょいコツがいるけど、ステアリングの径、シフトノブと手にしっくり馴染む感じが、運転の楽しさを演出してますね。

室内も、前のスイフトRSから一転して、広々で、特に後席、トランク部分の広さはポイントが高いかなと。リアシートはリクライニング機能とスライド機能があり、それをフル活用して、より広大なラゲッジを確保できるのが素晴らしい。
シートの出来もよく、後席の広さと相まって、これなら人を乗せても安心ですね。
トランクルームにはサブトランクがあり、収納性もスイフトよりも上。
撥水防汚加工のラゲッジゆえ、ガンガン積むような使い方にも対応でき、道具としてクルマを使う我が家のような用途にはドンピシャでした。

③走り・・・・スズキ自慢のマイルドHVと新開発の1.2Lデュアルジェットエンジンは、滑らかな加速と軽量な車体を活かしたハンドリングのよさ、走りの質感の高さに大きく貢献していて、その辺では旧型スイフトRSから格段に進化したかなと。

パドルシフトは形状・使い勝手の改善が必要だけど、Dモードでもパドルシフトを駆使して、ワインデイングやコーナーでのスポーティーなドライビングもこなし、個人的には凄く好きな部分です。
AWDながら1トンを切る車重の効果か、キビキビ走りハンドリングも最高です。

マイルドHVは、トヨタやホンダのようなフルHVとは違い、モーター走行モードがないので、ハッキリ言って所謂「HV=超絶燃費がいい」と言うイメージで選ぶとしっぺ返しを喰らいます。
まあ、これまでのガソリンエンジンにモーターが燃料噴射などのコントロールをしていると言うほうが正しいかも。

乗り心地も意外にマイルド味、優しい乗り味で、エンジンも静かで滑らかなのには驚きました。ただ、風きり音が少し強いかな。
後は、立ち上がり数秒間のステアリングの不自然な重さも気になりました。
電子制御パワステの制御の問題なんでしょうが、早急な改善を望みたいですね。

④安全装備・・・・我が家のイグニスは、セーフテイーパッケージ装着車で、スズキ自慢の自動ブレーキシステム・デュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制装置、車線逸脱防止装置、ふらつき防止装置、先行車お知らせ装置、クルーズコントロール、トラクションコントロール、6エアバッグが標準装備されてますが、Lバッジのプレミアムカーでしか付かない安全デバイスが、その半値以下のイグニスで揃う辺り、安全性能の高さ、真面目に作りこまれてるなと感じました。
これだけで、クルマに対する印象が違います。

先行車お知らせ機能は、安全運転に大きく貢献していて、個人的にはいいなと思いました。

⑤まとめ・・・・このクルマでスズキは2代目ですが、前のスイフトよりも全てにおいて進化していて、しかも取り回し、ハンドルの切れ、走りの質感もかなり良くなった印象です。正直、三菱乗りの私も、素直に「いいな」と感じ、もっと走りたくなるクルマでした。

普段の通勤・買い物にも使えて、休日のドライブ・レジャーにも使える。
我が家のような使い方にはベストなクルマかなと思います。


これからの活躍に期待しています。