神戸、京都への旅 その1 | 心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」

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東北地方在住の日英の通訳者・翻訳者です。英語を勉強して、仕事にして世界が広がりました。人生が楽しくなりました。エレガントなチャレンジ精神をモットーに妻、母としても奮闘中。そんな私が仕事、英語の勉強方法、面白いこと、楽しいことをつづります。

心を繋ぐ通訳★Mihoです。




関西(神戸、京都)の旅から戻りました。

4月2日と5日に入っていた仕事がキャンセルになったので、

思い切って3泊4日のゆったりとした日程で行くことにしました。




今回の震災で、私の地域は数日、停電と断水になり、その後は灯油と

ガソリン不足に悩まされた程度でしたが、宮城や福島に住む友人や元同僚

からのメールや電話で大変な様子を聞くたびに涙し、心を痛める日々でした。

ですから、前から決まっていたこととは言え、こんな時期に仕事以外で家を

空けていいのかという思いがありました。最終的に関西行きを決めたのは

この記事を読んだことです。



アサヒマイタウン 山形



4月4日に京都で、英語関係の仕事をしている方が集まる女子会に

出席することになっているので、そこで東北観光PRをしてこようと考えました。

「関西に知り合いを作っておいで」と夫が気持ちよく送り出してくれたことも

後押しとなりました。



さて、出発です。当初交通手段は新幹線を予定していましたが、東北新幹線、

山形新幹線ともに止まっているので、飛行機に変更。仙台空港は閉鎖中なので、

山形空港から伊丹空港行きに乗ります。噂には聞いていましたが、山形空港は

大変な混雑でした。交通の中継点となっているようです。


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午前11時55分発伊丹空港行きです。シートが左右2列ずつの小型飛行機で、

臨時便も含めて大阪行きがすぐに満席になってしまう理由がわかりました。


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伊丹空港からシャトルバスで神戸三宮へ。

全く震災の影響を受けていない世界、その日常の景色に癒されました。

友人2人と会うことになっているので、待ち合わせの時間までカフェで待ち

ます。ここで、震災以来3週間ぶりにバタートーストを食べました。

それまでも普通に3回食事をしていましたが、外食のお店は殆ど閉まっていたし、

パンはどこのお店も品切れでした。この日のトーストの美味しさを私はこの先ずっと

忘れないと思います。



少しして友人2人がお店に来ました。

この2人とはツイッターやブログでの知り合いで、今回実際に会うのは初めてでしたが、

阪神淡路大震災を経験された方々です。そのうちのお一人は今回のツアーの企画者

でもあり、地震直後から何度もメールで連絡をくれ、うまく言葉に出来ない私の思いを

受け止めてくれた人。私のブログでの呼びかけに応え、支援物資を仙台まで送って

下さった方です。



もう一人の方は、私が書いた震災関係のブログに何度もコメントを書いて下さり、

この日は私と会う前に、いかなごの「くぎ煮」を作ってタッパに入れ、持って来てくれました。

初日の待ち合わせ場所を神戸にしたのも、私に復興後の神戸を見せたいという思いが

あってのことだったようです。2人の優しさが本当にうれしかった。



3人で夜までいろいろ話しました。避難所生活をしたわけでもなく、家も元のままの

私は、東北に住んでいるというだけで、「被災者」と言われるたびに複雑でした。

もっと大変な思いをしている人がいるのにという気持ちと、「あなたと私は違う」と言われて

いるような圧倒的な孤独感の間でモヤモヤしていました。翻訳ボランティアは始めたものの、

安全の保証はできませんという、被災地での通訳ボランティアには家族の反対もあって

応募できず、友人がつらい思いをしているのに、自分は何もできないという悔しさも

感じていました。そんな思いを全部聞いてもらって、時には涙しながら話し続け、

最後は3人で笑っていました。



心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」
 

神戸ハーバーランドにて




東北観光PRが目的でしたが、新しい人と繋がりが今回の旅のメインになりそうです。

さて、次回ブログの舞台は京都です。