仙台の様子 その2 | 心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」

心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」

東北地方在住の日英の通訳者・翻訳者です。英語を勉強して、仕事にして世界が広がりました。人生が楽しくなりました。エレガントなチャレンジ精神をモットーに妻、母としても奮闘中。そんな私が仕事、英語の勉強方法、面白いこと、楽しいことをつづります。

心を繋ぐ通訳★Mihoです。



震災後初の翻訳案件を昨日納品しました。

いつもよりかなり時間がかかりましたが、無事納品。

私にとっては忘れられない仕事になるであろうこの翻訳は

環境関係でした。少しずつですが、日常の生活ペースに戻りつつあります。

そして、こういう事態になった今、正しい情報を得る上で、今まで以上に

英語力の必要性を感じています。



さて、2週間前に仙台市郊外の家から連れて来た義母が、

自分の家に戻るので送ってきました。義母の家の周辺は、

まだガスが復旧していないので、もう少し私達の家で過ごすように

説得したのですが、どうしても帰りたいというので、連れて行くことになりました。



うちに来てからの義母の様子には、いろいろ考えさせられました。

夫が迎えにいった時、義母は「家に残る」と言い張ったそうです。

そして、近所の人も「行かないで、一緒に頑張ろう」と言ったとのこと。

それで、夫は「2、3日だけ休んでまだ戻ろう」と言って連れてきたのです。

ですから、義母は2日分の着替えしか持って来ていませんでした。



うちに来て数日たち、震災のTV番組を見ているうちに義母は、こう

言い始めました。「何て怖いこと、私はもう一人であの家には住めないわ」

電気もガスも水道もない中で一生懸命過ごしていた時には

わからなかった現実をTVを通して知り、怖くなったのでしょう。

私も、停電後初めてTVを見たときにのショックは忘れられません。

ですから、こういう義母の気持ちはよくわかりました。



それが、1週間たち、近所の友人から毎日電話がかかって来る

ようになると、義母は「帰りたい」というようになりました。みんなが頑張って

いるから私も頑張れると。自分だけお風呂に入れて申し訳ないとも。

原発も心配だし、ガスも使えないので、今は皆が一緒にいた方がいいと

何回も説得しましたが、活発で社交的な義母がおしゃべりをする友達もなく、

ひとりでリビングに座って淋しそうにしているのを見るとそれ以上引き留める

ことは出来ませんでした。



長年住み慣れたところを離れなければいけない人たち(特に高齢の人)が

どんな思いをするのか、体だけが守られていても十分ではなく、心のケアが

どんなに難しいか痛感しました。



昨日の義母の家の周辺の様子です。


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地震で屋根が破損し、ブルーシートをかぶせている

家が目立ちます。




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窓ガラスが割れたままになっているお店




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近くの生協はでは、お米や使い捨てカイロ、電池は

ありましたが、お菓子の棚が空っぽです。




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ガスの検査員の方々です。家を1件1件訪ね歩き、

検査をして異常がなければガスが使えるようになります。

義母の家に着くと、間もなく検査員が来てくださり、

ガスが復旧しました。山口県から来て下さっている方も

いました。ありがたいことです。